星霊の艦隊 3 (ハヤカワ文庫JA JAヤ 12-3)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150315351

作品紹介・あらすじ

ユウリらの活躍で、クロトス会戦に勝利した〈星霊枢軸〉は〈人類連合圏〉による新兵器開発を阻止すべくデイム回廊の攻略に挑む!

感想・レビュー・書評

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  • さすがに3巻では戦争が終結するところまではいきませんね。この3冊ではユウリとアルフリーデが物語の中心ですが、切り口を変えればいくらでも物語が紡げそうですね。
    AIを扱った物語は今やたくさんありますが、計算リソースまでちゃんと考えてる小説は稀です。そういう意味でもちゃんとサイエンスなSFでした。シリーズが継続するといいですね。

  • 2巻の途中数ヶ月放っておいた本だったが、3巻になったところでは、結構なペースで読み終えた。この手のSFは世界観を理解するまでやや時間や気力が必要だが、一度理解しはまってしまえば、むしろそこ世界観こそがおもしろさの醍醐味になるなと。
    その点で、この作品は結果的には作者が構築した世界が非常によくできており、ハマることができた作品と言える。続編があれば、多少迷いながら手を出してしまうかもしれない。

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著者プロフィール

著者:三宅陽一郎
ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻し、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、デジタルゲームにおける人工知能の開発と研究に従事。博士(工学、東京大学)。2020年度人工知能学会論文賞受賞。
現在、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学特任教授・客員研究員などを務め、学生の指導にも力を入れている。
著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)、『人工知能のための哲学塾』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)、『人工知能の作り方』(技術評論社)、『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ出版)、共著に『絵でわかる人工知能』(SBクリエイティブ)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(筑摩書房)、『ゲーム情報学概論』(コロナ社)、『FINAL FANTASY XVの人工知能』(ボーンデジタル)、監修に『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)、『C++のためのAPIデザイン』(SBクリエイティブ)などがある。

「2022年 『ボードゲームでわかる!コンピュータと人工知能のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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