アメリカの息子 2 (ハヤカワ文庫 NV 10)

  • 早川書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150400101

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  • 神田神保町の古本屋で偶然手に取った一冊、主人公のビガーが運転手として雇われたドールトン家の運転手の娘を殺し、恋人までも殺し二度の殺人からの逃避行末やがて捕まってしまう。後半は電気椅子までの法廷内の模様が描かれている。彼を生み出したのは、社会的な背景なのか人種的な背景なのか、はたまた彼自身の問題なのか考えさせられる読み応えある1冊です。

  • 昔は黒人を差別して、
    少し前は女性を差別して、
    今は何を差別すればいいのですか。神よ。

  • 埴谷雄高さんの紹介より。

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著者プロフィール

(Richard Wright)1908-1960。ミシシッピ州生まれ。激しい人種差別のなかで育ったが、15歳のころに文学に目覚め、19歳で小説家を志してシカゴに出る。さまざまな職業に就きながら文筆の道を模索。主要作品に『アンクル・トムの子供たち』、『ネイティヴ・サン』、『ブラック・ボーイ』、『アメリカの飢え』などがある。

「2024年 『地下で生きた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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