オズのつぎはぎ娘 (ハヤカワ文庫 NV 158)

  • 早川書房
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本棚登録 : 86
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150401580

感想・レビュー・書評

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  • 「オズのオズマ姫」で出てきた〈いのちの粉〉を作った博士がいたんですね!
    つぎはぎ娘のスクラップス、ポジティブで自己肯定感100%なところが好き! かかしさんといいムードですね。
    ブリキの木樵りさんはラスト近くでやっと登場しましたが、蝶一匹の犠牲をも拒む責任感、オジョに「不運」なんかじゃないことを教える説得力、相変わらずいい皇帝、いい友達ですね。
    オズの国では魔法が禁止されたということですが、銃刀法のように、国民の安全と平和のためなのですね。

  • ●ライマン・フランク・ボーム

    4-15-040158-6

  • 毎回のことながら強引な結末・・・。ですが、むかしからの友達だからしかたない、つきあってやるかという感じで。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第7作目。
    (早川書房ではシリーズ第5弾として出版されています)

    魔法の水を浴び、石になってしまったナンキーおじさんを救うべく、「不運な」オジョは旅に出た。お供につぎはぎ娘とガラスのネコが加わり、ドロシーやかかしに助けられながら、魔法を解くために必要な5つの品を探す…。

    未だに謎の種族が多く住むオズの国。
    オジョ達はそんな未開の地へと足を踏み入れます。
    タイトルにもなっている、つぎはぎ娘のスクラップスがかなり個性的です。主要キャラから不自然なくらい嫌われてますが、この物語の中のムードメーカーと言えます。
    ガラスのネコのバングルも、キラキラとした綺麗な外見で素敵です。
    相変わらずオズ・シリーズには奇抜なキャラがいっぱい。
    ページも厚く、今までと同じように冒険もいっぱいあったんですが、最後は意外とあっさり決着が付いてしまったのが残念でした。

  • <内容>魔法の水を浴びてナンキーおじさんが石になってしまった!オジョ少年は愛するおじさんを生き返らせるため、魔法を解くのに必要な五つの品を探す旅に出る。ボロきれでできた<つぎはぎ娘>とガラスの猫、ドロシー、かかしもオジョを応援する。エメラルドの都、怪獣ウージイの森、巨人ユープの洞窟、トビハネ族の国を巡り、一行は不思議な冒険を繰り広げる!シリーズ第5弾。

  • <b>(内容)</b>
    ノーム王再び。オズの国に大軍隊を率いて攻め入る計画を立てる。一方おなじみドロシーはヘンリーおじさんとエムおばさんを連れてのんびりとオズの観光旅行。
    オズマはノーム王の計画に気づくのか?軍隊もないままどうやってオズを守る?
    <br><br>
    <b>(感想)</b>
    他にもいろいろと書きたいものの有ったボームは、このお話でオズの話を終わりにするつもりだったらしいです。シリーズ最後にふさわしくオズの雰囲気にあふれた作品だと思います。とはいえ、子供達の要望でまだまだシリーズは続くんですけどね。

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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