乞うもの盗むもの 上 (ハヤカワ文庫 NV シ 1-7)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150406080

作品紹介・あらすじ

ならず者に乱暴されかけた義姉を救ったがために殺された。ジョーダーシュ家の三男トマス。フィルム編集者の姉グレーチェンと実業家の兄ルードルフは、トマスの一人息子ウェズリーの将来を案じるのだが、父を殺した男への復讐を誓うウェズリーは、みずから父の歩んだ不幸な生き方をたどるかのように、ひとり旅立っていく…。苦悩、暴力、愛、情が横溢する壮大な物語世界を展開する"短篇の名手"の、もうひとつの魅力。

著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。明治大学文学部卒。作家、翻訳家。女子美術大学教授。はじめ批評家として文壇に登場し、演出、翻訳、小説、評伝と多彩な活動をする。代表作『ルクレツィア・ボルジア』『メディチ家の人びと』『メディチ家の滅亡』(以上、評伝)『おお季節よ城よ』(小説)など多数。今年から、選集「中田耕治コレレクション」(青弓社)が出版される。翻訳家としては、アイラ・レヴィン『死の接吻』『スライヴァー』、クライヴ・パーカー『ダムネーション・ゲーム』、アナイス・ニン『北回帰線からの手紙』(深田甫と共訳)ほか多数。

「1992年 『結婚まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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