- Amazon.co.jp ・本 (534ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150411534
感想・レビュー・書評
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クリス・ライアンのシリーズの中では家族愛がテーマとなっている比較的ストレートな作品である。邦題があまりに酷いので作品が突飛な兵器ものと勘違いされる向きもあるので補足するが、打倒サダム・フセインを掲げた第二次イラク戦争が核兵器開発だけではなく、イラクにおける常温核融合技術の完成阻止も密かな目的となっていたとの設定で、その技術の完成のためにケンブリッジから拉致された元SAS兵士の愛娘の彼女の父と彼女の彼氏(これまたSASのこちらは現役兵士)らによる奪回作戦を描いている。この設定さえ飲み込めれはほぼ単身敵地に乗り込み行方をくらませた娘を開戦直後のイラクを舞台にイラク軍や親衛隊とフィクサーと戦いながら執念で再会を果たすストーリーは、展開のスピード感や四面楚歌の敵地に潜入し、ギリギリの緊張感が心地よい刺激となって堪能出来る。佳作
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家族愛に悪役との戦闘、それに謀略を付け加えて冒険活劇の完成!
戦闘シーンやイラクの様相などリアルで、なかなかの読み応え、その他の作品も読んで見ようと思う。 -
国際情勢を左右する研究に取り組んでいた女性科学者が姿を消した。SASを退役した父と現役SAS隊員の恋人は行方を追うが・・・。二人のコンビネーションの面白さで読ませます。題名については、あまり気にしないように。
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経験者ならではのアクションシーンの迫力は見事。しかし、この邦題はネタバレじゃないのか?