- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150414863
感想・レビュー・書評
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マーク・グリーニー『暗殺者の献身 下』ハヤカワ文庫。
グレイマン・シリーズの第10作。どこがシリーズ最高傑作なんだか。CIAや他の情報機関に命を狙われていた頃のグレイマンの方が圧倒的に面白かった。以前も述べたようにグレイマンに女性との色恋など不要なのだ。
敵国に寝返った国家保安情報局のクラーク・ドラモンドの身柄の捕獲に失敗したグレイマンは、かつて愛したゾーヤ・ザハロワを影からバックアップする。
怪我が原因の感染症に苦しみながら、女性のために献身的な活躍を見せるグレイマン……何だかなぁ。
本体価格920円
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後半から一気に怒涛の展開。
CIAの資産オールスターで、誰も死なないでくれ!と願いながらページをめくるのが止まらない。最後の最後まで気が抜けない。次回が更に楽しみになった! -
終末部のとある襲撃方法は、とあるハリウッド映画で観たことがあるが、活字で読んでも大迫力。タイトル通りの暗殺シーンもあって、満足しました。
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最強トリオ揃い踏み。
もう10作か、すごい高いレベルで維持してるよな。 -
最初に興味を持ったのは、朝日新聞書評で取り上げられていた本書。いつもの仲間や上司が、いつもの調子で登場するけど、話は滅法おもしろい。恋愛要素はいらないような気もするが。4.0
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ああっ。ブルーアお前もか?
またもや米に追われることになったグレイマン。
次に現れるのは何処か? -
「グレイマン」シリーズ第10弾。前作で負った怪我が治り切らないまま次の任務に出るジェントリー。体力が戻らず動きが鈍く思うようにいかない。それでも助けたい人のところへ行く。今作はジェントリーのゾーヤへの想いがこれまで以上に描かれているのもいい。そらでもやはり戦闘シーンの迫力は圧倒的で下巻に入ってすぐにあるシーンには驚く。体の動き、目線、一瞬を狙う研ぎ澄ました心。そういったものが途切れることなく続く。終盤にももう一度ピークが来て最後まで素晴らしい。シリーズ10弾まで来たけれどまだまだ衰えず傑作続き。次作がが気になる要素も色々とありこの先も楽しみは続きそう。
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シリーズ10作目は、オールスターキャストで面白さも抜群。
ただ、国際情勢に疎い当方にとってストーリーのすべてを理解できているわけではないけれど、十分面白い。銃器の扱い、タクティクスの確かさ、どの場面も主人公ジェントリーを始めとした登場人物が躍動する。
ハンドラーであるハンリーの左遷、それに伴うCIAとジェントリーの関係性の変化、10作目を読み終わったところだが、興味はすでに次回作へ。 -
広げた風呂敷が見事に収まりました。シリーズ物の着地の安定感はやはり読んでいて安心します。
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終わってからの多段落ち。ハードル上げすぎ。