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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784150502904
みんなの感想まとめ
破天荒でチャーミングなノーベル賞受賞者の自伝は、彼の人生を通じて楽しむことの重要性を教えてくれます。科学の世界に身を置きながらも、多彩な人間性を持つマリス博士の姿は、読者に新たな視点を与え、日常の中に...
感想・レビュー・書評
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破天荒でチャーミングなノーベル賞受賞者マリス博士の自伝。マリス博士が終始人生を楽しんでることが伝わってきて、楽しくなる。日頃接することない科学のお話もちょっと勉強になった気がしてお得な気分。
「科学を語る人々」の章では、自分で考えることの大事さ、世の中で言われていることへの疑いの視点を持つことの大事さを学んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【文章】
とても読み易い
【ハマり】
★★★★・
【気付き】
★★★・・
瞑想状態だと、体の電気抵抗が高くなる。 -
ノーベル賞と言うのは元来フロック的要素があるのではないか?
HIVウィルスとAIDSの関係等はっきりと因果関係が科学的に証明されていないものは信用しない、地球温暖化、オゾンホール等
(これらは仮説?) -
前半のPCRのくだりは興味深いけど、後半はダレた文章で論考も雑い。「ご冗談でしょう、ファインマンさん」と比較すると論考も浅く感じてしまう。勿論面白い点もあるけどワンイシュー的な科学者だったのかもしれない。作家を目指してたということで翻訳者とかぶって見える。
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帯表
PCR法の意外すぎる誕生秘話とは?
最高に破天荒なノーベル化学賞受賞者の抱腹絶倒の自伝
裏表紙
DNAの断片を増幅するPCRを開発して、93年度のノーベル化学賞に輝いたマリス博士。
この世紀の発見はなんと、ドライブ・デート中のひらめきから生まれたものだった!?
幼少期から繰り返した危険な実験の数々、LSDのトリップ体験もユーモラスに赤裸々告白。
毒グモとの死闘あり、宇宙人との遭遇あり···
マリス博士が織りなすなんとも楽しい人生に、きっとあなたも魅了されるはず。
巻末に著者特別インタビュー掲載
本書は、二〇〇〇年二月に早川書房より単行本として刊行された作品を文庫化したものです
1 デートの途中でひらめいた!
2 ノーベル賞をとる
3 実験室は私の遊び場
4 O・J・シンプソン裁判に巻きこまれる
5 等身大の科学を
6 テレパシーの使い方
7 私のLSD体験
8 私の超常体験
9 アボガドロ数なんていらない
10 初の論文が《ネイチャー》に載る
11 科学をかたる人々
12 恐怖の毒グモとの戦い
13 未知との遭遇
14 一万日目の誕生日
15 私は山羊座
16 健康狂騒曲
17 クスリが開く明るい未来
18 エイズの真相
19 マリス博士の講演を阻止せよ
20 人間機械論
21 私はプロの科学者
22 不安症の時代に
謝辞
訳者による著者インタビュー
訳者あとがき -
ノーベル賞受賞した博士のユニークな自伝。
うん、美智子様との会話とかが載っててへぇーと面白かった。
多分読もうと思ったのはPCR関連でだと思う。
人間性もすごいなと思うけれど、濃い人生送ってんなぁと尊敬する。 -
無類の女好きでバツ4、ながらノーベル賞学者ってすごい!
勉強や研究一筋でなく、色んな個性があって人間なんぼだなあってつくづく思う。
とはいえ子供のころから科学遊びに夢中で、ジョージア工科大を卒業し、第一線の研究者として活躍し続け、遂にはPCR技術を確立...、これが社会で出世できる人って感じなのかな。
それにしても本書で綴られた多様な人生経験が嫉妬するほど羨ましい。
(今更だけど)自分ももっと活動的なほうが良いのか考えさせられた。
しかしながら、PCR検査が(コロナパンデミックのせいではあるけれど)ここまで生活の中に入り込んでくるとは、マリス博士自身も想像できなかっただろうなあって思った。 -
自由奔放、奇抜、変人、とにかく愉快なマリス博士。しかし、科学、社会に対して真摯、正直な科学者である。利己的、利権のための科学が蔓延る世の中では、こういった科学者が必要である。その人柄もユニークで、現上皇后との会話、様子からも読みとれる。あらゆる事象に対し、人間の手が届くのは一握りであり、その前では謙虚になり、肩の力を抜きながら、人生を楽しむ、マリス博士の人生は豊かなものだったと感じる。
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20220215 読了
4.8評価、四捨五入で☆5つ
覚書
・デートの途中でひらめいた! ・ノーベル賞をとる
・実験室は私の遊び場
・OJシンプソン裁判に巻き込まれる
・等身大の科学を ・テレパシーの使い方
・私のLSD体験 ・私の超常体験
・アボガドロ数なんていらない
・初の論文がネイチャーに載る
・科学を語る人々 ・恐怖の毒グモとの戦い
・未知との遭遇 ・一万日目の誕生日
・私は山羊座 ・健康狂騒曲
・薬が開く明るい未来 ・エイズの真相
・マリス博士の講演を阻止せよ ・人間機械論
・私はプロの科学者 ・不安症の時代に
理系ではない私が読んでも非常に面白かったので、
ガッツリ理系の夫に読ませたくて堪らない本!w
エッセイで、また読みたいと思ったのは
マリス博士のこの本が初めて。
567パンデ前に、自宅で不審な死を遂げたマリス博士。
この人もいとも簡単に消されてしまった御方の一人
かも…とか、勝手に想像してしまった。。 -
破天荒な人生を歩んだノーベル賞科学者のエッセイ。大半の事柄は証明が難しく、科学者的なアプローチにこだわっていない点が面白かった。彼の長所は嘘をつかないこと、虚飾を張らないことに尽きる。UFOに会った、超能力を体験した、という三文記事が、科学への玄関口として用意されているところに真骨頂を感じた。
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PCR法を発明してノーベル賞を取ったマリス博士の自伝だ。なんとPCRの誕生秘話なんて前菜くらいなもんだった。読んでる方が心配になるくらいぶっ飛んでいてハラハラする〜
訳者福岡ハカセのインタビューが収録されていてこちらもおもしろい。マリス博士は自らのことをオネスト・サイエンティストだといっている。いや、正直すぎるから〜
原題は「Dancing Naked in the Mind Field」(心の原野を裸で踊る)これについて、福岡ハカセはあとがきで、もしかしたらmine field(地雷原)とかけているのかもしれない、なんて書いてある。もし本当にそうだったら肝が座禅を組んでるくらいなもんだ。
100倍に薄めて言うと、やんちゃで通ってた古き良き時代の人ですね。
きっと多方面から恨みを買っていると思うけど、それ以上に愛されてると思う。正直は強い。
そうかと思ったらノーベル賞をとっても慢心せずとても真摯な態度で科学をした人だった。49歳の若さでノーベル賞を取っている。山中博士も50歳でノーベル賞を取っている。若くしてノーベル賞を取るということは、追試が容易で革新的な発明だったということだろう。にもかかわらず、PCRに固執することもなく、ひと儲けしようとも思わず、いろいろな関心に目を向けている。根っからの純真な科学者なんだなと思う。
科学では疑いの目を持てと、昔いつかどこかの先生に言われた。マリス博士の疑いの目はどんなところにも真っ直ぐ切り込んでいく。迷路のスタートとゴールを直線で結んで進んでくるみたいな事をやる。HIVがエイズの原因なのかどうか、オゾンホールがフロンが原因かどうか、温暖化自体、などを疑ってる。え?ええっ!?
確かに、過去には常識と思われている事が何度もくつがえってきた。"誰もが言っている"という事は必ずしも正しいとはかぎらない。誰もがこぞって間違えているかもしれない。それをマリス博士は人目を気にしないで言っちゃう。
シャトーマリスに酔っていっちゃうと、コロナのPCR検査には懐疑的だ。
PCRはDNAの特定領域を増幅させる装置だ。検査では喉や鼻の粘膜を拭ってサンプルにするらしい。そりゃいるでしょと思います。これなら花粉を吸い込んだら誰しも花粉症だと言っているのと同じじゃないかと思う。喉や鼻は体外なので、そのについていたからって、それは感染じゃない。粘膜や繊毛による物理的排除で済んでいる人までも感染と言われてるってことなので、これでは感染者数を大幅に盛られてることになる。試しにインフルエンザもPCR検査をしてみれば良いと思う。無症状のインフルだってゴマンといるだろうに。検査代をカモられてると言われてもしょうがない。
去年亡くなられたマリス博士なら、今の状況を何と言うだろう。
マリス博士の奇想天外な人生に触れると酔う。ちなみに福岡ハカセの著書にもマリス博士の言葉が下敷きにある事がわかった。
ぶっ飛びマリス博士の本書の最後にあるメッセージはこうだ。
「人類ができることと言えば、現在こうして生きていられることを幸運と感じ、地球上で生起している数限りない事象を前にして謙虚たること、そういった思いとともに缶ビールを空けることくらいである。リラックスしようではないか。地球上にいることをよしとしようではないか。最初は何事にも混乱があるだろう。でも、それゆえに何度も何度も学びなおす契機が訪れるのであり、自分にぴったりとした生き方を見つけられるようにもなるのである。」
ぶっ飛び方は尋常じゃないけど、ネジが外れてるわけではない。道がないのにまっすぐ進んじゃうだけ。心から科学を愛している故の奇抜さなんだろうと思います。
PCR:ポリメラーゼチェーンリアクションは、声に出して読みたいフルネーム。
アナスタシアみたいな女性が出てくるのが気になる。 -
PCRの発明者、ノーベル賞。
彼女とドライブ中にアイデアを思いついたという伝説。
HIVはエイズの原因ではないとか、気候変動は嘘だとか、科学者としての言動は不安定だが、確かに明確な根拠はないみたい。官僚や研究費欲しさの科学者に対する辛辣な意見。
マウスの発明に賞を? -
読書録「マリス博士の奇想天外な人生」5
著者 キャリー・マリス
訳 福岡伸一
出版 早川書房
p241より引用
“ 人はたくさん食べれば太り、食べなけれ
ばやせる。ダイエットに関してこれ以上の真
実はない。物事の本質を見直すべきである。
そうすればたわごとに惑わされずにすむ。”
目次から抜粋引用
“デートの途中でひらめいた!
科学をかたる人々
健康狂想曲
マリス博士の講演を阻止せよ
私はプロの科学者”
ノーベル賞受賞者である著者による、自伝
的エッセイ集。
ノーベル賞を受賞することになったアイデ
アのひらめきについてから科学を利用した世
の中の欺瞞についてまで、科学的示唆に富ん
だユーモア溢れる文章で書かれています。
上記の引用は、世に溢れる健康情報につい
て書かれた項での一節。
色々なダイエット法や食べ物が、流行っては
廃れて行きますが、この一節が全てなのかも
知れません。
著者の破天荒というかハチャメチャという
雰囲気が、書かれている内容からひしひしと
伝わってきます。こうして著作に触れたり、
遠目から見ているなら楽しい人ですが、近所
にいたら実験の貰い事故をしてしまいそうで
す。
世間を騒がせた事件や、世の中で当たり前
のように信じられている科学理論に対する疑
問についてなど、非常に興味深い内容。
特に「11,科学をかたる人々」あたりは、世
の中から大声で聞こえてくる話を、しっかり
疑って聞いて、出来ることなら自分で調べて
みたほうがいいのだろうなと思わせます。
ーーーーー -
福岡伸一氏の翻訳によるノーベル化学賞受賞者の著者によるエッセイ集。
かなり破天荒で自由人であるが、本来あるべき「科学者の視座」が得られる。
系統としては、「ファインマン先生」の本に通じるものであるが、あちらがビートルズだとすると、こちらはストーンズといった感じ。
[more]
(目次)
1 デートの途中でひらめいた!
2 ノーベル賞をとる
3 実験室は私の遊び場
4 O・J・シンプソン裁判に巻き込まれる
5 等身大の科学を
6 テレパシーの使い方
7 私のLSD体験
8 私の超常体験
9 アボガドロ数なんていらない
10 初の論文が《ネイチャー》に載る
11 科学をかたる人々
12 恐怖の毒グモとの戦い
13 未知との遭遇
14 1万日目の誕生日
15 私は山羊座
16 健康狂騒曲
17 クスリが開く明るい未来
18 エイズの真相
19 マリス博士の講演を阻止せよ
20 人間機械論
21 私はプロの科学者
22 不安症の時代に
謝辞
訳者による著者インタビュー
訳者あとがき -
理系出身の私にはPCR法の開発者ということでどんな人物なのかと興味津々だったが、奇想天外どころか紙一重にぶっ飛んだ人物で驚くやら面白いやら。天才というのはこれくらい常軌を逸した人物が時々いるものだ。そうでないと歴史を変える大発見なんか出来ないのかもね。
あと、福岡伸一先生の翻訳は読みやすくてよかった。さすが。 -
化学賞においてノーベル賞を受賞したマリス博士の自伝に近いエッセイ集。
ノーベル賞の科学者というイメージからは程遠い人物像の持ち主で、
様々なストーリーを通じて、マリス博士が
「きみは人生の楽しみ方を知ってる?」
「苦痛をともなう過去を笑い話にして人に話すことができる?」
と話しかけているような気がしました。
サイエンスに関する話はとうぜん多いが、
趣味である「サーフィンの話」をはじめ、
「光るアライグマに誘拐された」という突拍子もない話もあり、
訳者のあとがきにあるとおりエンターテインメントとして読めるノンフィクションでした。
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