フィルターバブル──インターネットが隠していること (ハヤカワ文庫NF)
- 早川書房 (2016年3月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150504595
作品紹介・あらすじ
ネットのフィルター機能がいかに表示する情報を歪め、私たちを孤立させているかを暴く
感想・レビュー・書評
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内容的にちょっと古さは感じるけど、そらまぁ親本2012年、文庫2016年を古本で買って積ん読して読んでるんやからこっちが悪いか。
内容的には「タイムラインはこっちがフォローしたアカウントでできてる」って話かと思ったらもうちょっと見えづらいところの話やった。まぁ検索ワードなり結果なりから検索エンジンがカスタマイズという名の偏向してるのは知らなくはないからなぁ、もっと早く読めば良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学生様用。内容が深いとかそういうではないが、文章うまくてエッセイとしておもしろい。
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"インターネットで世界を見る"ことがいかに難しいかを知れる本。
googleの規約変更により、インターネット上で表示される情報は、パーソナライズされた「あなただけのもの」になってしまった。
知らないものを知るために検索するのではなく、見たいものを見るためだけのツールに変わってしまったインターネット。もちろん、見たいものだけを見てしまう習性は、インターネットだけに表れるものではない。けれども、知らないうちに見たいものしか見ていなくなってるかもしれないと感じながら生きるのとそうでないのでは、情報収集や意見を述べる際などに差が出ることになるのだと思う。 -
東2法経図・6F開架:007.3A/P23f//K
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2000年代後半から生じているインターネットの現在を、少し冗長だが、うまくまとめている。また、既存のマスメディア論やジャーナリズム論などもちりばめられており、故きを温ねて新しきを知る面もある。
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インターネット上には無数の情報が満ちあふれているけど、わたしに届くのは、わたし用にカスタマイズされたフィルターを通過したものだけ。われわれが見る情報は、一人ひとり違っている。著者はこの状態を「フィルターバブル」と読んでいます。
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Internet
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「近い将来インターネットで何ができるようになるのか」ではなく
「何ができなくなるのか」に焦点を当てた点が新鮮。 -
2017/02/06 【新】
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今の時代、前半だけでも一読の価値はあると思います。