- Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150701420
感想・レビュー・書評
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日本では読者が選ぶなんとかかんとかでしょっちゅうトップになるけど、
海外の評価はそこまでではない、らしい。
どんなもんなんかいな、と思いながら読んでたけど、普通になかなか面白かった。
ちょっとクリスティっぽい感じ?Xの悲劇の時は主人公は完璧超人だったけど、
こっちはちょっと違うし。
とは言え、最後の一文で暗示された内容は
クリスティはやらない(クイーンはときどきやる)ことですな。
例によって解決編(「エピローグ」)が明確に分かれてるけど、私は久々に犯人が
わかりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少し前、アガサ・クリスティーの作品(ポアロとグリーンショアの阿房宮)をこの歳になって初めて読んだのですが、そういえば、私は、海外の本格ミステリー(推理小説)はコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズぐらいしか読んでいないかもしれません。
といいうことで、今回は「エラリー・クイーン」。その中でも「Yの悲劇」を選んでみました。「Xの悲劇」からではないのは、たまたま図書館の書棚に「Xの悲劇」がなかったという単純な理由からです。
さて、当然ながら“ネタバレ”を避ける意味でコメントはひと言だけ。確かに期待を裏切らない骨太の秀作でした。見事ですね。 -
有名過ぎて一回くらいは読んでいただろうと思い込んでいました。
未読。びっくりするぐらい初見。
読み始めが偶然にも2月2日だったので、プロローグでやたらとテンションがあがりました。
名探偵が敗北宣言をするという、古典定型からすると衝撃があります。
13歳のいいところのお坊ちゃんが4歳の弟と一緒にきいきい騒ぐのも衝撃。 -
Xの悲劇に続いての再読。
こちらも内容を完全に忘れていた。
Xに続いて読んだこともあり、Xとの比較してしまうが、自分としてはXの方が面白く読めた。 -
ううう。ううう。
レーンを好きになれそうでなりきれない、、、のは訳のせいなのか、そういうものか。。。。
同じ判のXの悲劇が無い。。。のでカドカワのを購入。ちょっと時間あけて読もう。 -
個人的にはすごく面白かった。
おかしな一族とか、古典的なのが好みなので笑
病気の扱いとか、時代遅れな感じはした。
というか、一族で老婦人だけ陽性で、他はみんな陰性なのが不可解だった。
病気は持っているのに、陰性なのか? -
2015/08/18読み始め
2015/08/25読了 -
こちらも本当に久し振りの再読。内容完全に忘れてた。当時はセンセーショナルな内容だったのかもしれないが、現代では十分起こりえるレベルか。Xのほうが個人的にはミステリーとして出来がイイと思う。