八頭の黒馬 (ハヤカワ・ミステリ文庫 マ 1-45 87分署シリーズ)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150707958

感想・レビュー・書評

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  • 引っ張りすぎか、な。
    デフマン対87分署の面々。
    送りつけてくる謎の挑戦状。
    二人目の女の死、なんて不自然な展開。

    バレる可能性が高まるだけなのに。
    あと二人目のサンタの話なんかも余計。
    まあ削っていくときりがないのか。

  • 87分署シリーズ♪謎の日系人フジワラ登場(゜◇゜)ゞ毎度おなじみのデフ・マンの嫌がらせ(笑)今までで一番展開が面白かったかな☆途中まで『またこのパターンか』と思ってたけど最後まで読むと『なるほどなー』と納得した(^・ェ・)クリング離婚してたんだね…。読み逃したよ(^o^;)モノハン&モンローも安定のひょうきんさ(笑)

  • 1985年発表
    原題:Eight Black Horses

  •  有名な「87分署シリーズ」の一冊である。まだ読んだことのない人は日本のテレビの刑事ドラマのような、というよりもその原型となったシリーズであると考えてもらえばいいだろう。要するに本家である。

     87分署という警察署に勤めている刑事たちのキャラクターは別の本の紹介をするときに書くとして、今回は犯人役の方に目がいってしまった。

     それというのも、今作の犯人は、あの「死んだ耳の男」だからだ。このシリーズに彼が登場するのはこれが4回目である。これまでの3度の事件でも、完全犯罪を見事に計画しながらも、ちょっとした偶然から失敗している。

     もちろん、読んでいるこっちは彼が失敗することを知っている。が、どこでつまずくかをわくわくしながら読み進める逆の興味が、彼が登場する作品にはある。そういう意味では、過去3回ほど切れはよくなかったけど、楽しめた。

     おもしろかったのは、彼の人間性が次第に見えてきたこと。正直に言うと、そこは少し興ざめであった。逆に感情移入できなくなってしまったような、卑小な存在になったしまったような気がした。残念。

  • 87分署シリーズ38

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