見えないグリーン (ハヤカワ・ミステリ文庫 103-1)

  • 早川書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150753016

感想・レビュー・書評

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  • 外国人作家の少し時代が古いものは読みづらい。その国の習慣やその時代の常識がわからないと内容が理解しづらいことも多い。今回は読むのにとても時間がかかってしまった。

  • 素人探偵会が時を経て再会する時、メンバのひとりが密室状態のトイレで遺体として発見される。そして続く不可解な殺人事件。幾つもの謎がドミノ倒しの様に明かされていく終盤は本を閉じることができません。もう少し読みやすい訳だといいなぁ。

  • フィリピン、セブ島などを舞台とした作品です。

  • すっかり中身忘れている。
    老後の再読の楽しみだ。

  • 35年ぶりに再会しようと計画した「素人探偵7人会」。そこで始まった連続殺人事件。
    部屋を荒らされ飼い猫を殺されスパイに狙われていると怯える元軍人の密室殺人事件。トイレの隅にしゃがみ込み剥がれた壁紙。人を避け引きこもった元警官の刺殺事件。そして会を再会させようとした老婦人。すべての事件の見え隠れする謎の人物「グリーン」。
    うまく隠された伏線。探偵サッカレイ・フィンの推理。

     2010年4月10日読了

  • 名探偵サッカレイ・フィンは、わが目を疑った。内側から鍵が掛かったトイレの中で、老人が奇怪な死を遂げているのだ。何者かが老人の心臓にショックを与え、死に追いやったのは明白だ。だが完全に密室ででうやって?老人を皮切りに、三十五年前の<素人探偵>の会員を次々に襲う姿なき殺人者。探偵の推理をあざ笑うかのように、不可能とも思える犯行が繰り返されるが…―――――

  • ロンドンでのお話だ。突拍子もない恰好の(と私には思える)アメリカ人探偵フィン自ら見守る密室で殺人が起きる。でも彼は偶然とはいえ事件が起こる前に犯人をあててるよね。話の途中でもヒントがちりばめられているし。これは実際自分の目で見たらとっても分かりやすい事件だと思う。もともとはSFを書く人らしい。他のシリーズ読んでみたい。'93

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著者プロフィール

1937-2000年。アイオワ州生。SF界随一の奇才。マッドでシュルレアリスティックな短編小説で有名だが、本作をはじめとするロボットSFも高い評価を得る。84年、BSFA(英国SF作家協会賞)受賞。

「2016年 『ロデリック (または若き機械の教育)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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