ミレニアム 6 下: 死すべき女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 19-6)
- 早川書房 (2021年2月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151830068
感想・レビュー・書評
-
終わってしまった…
わたしの愛してやまないリスベット・サランデルにもう会えないなんて。いや、そんなことはない、きっとまたいつかどこかで会えるはず、と期待をこめて。
ミカエルとリスベットが、ラーソンの死を乗り越えて、こうして最終章に辿り着けたことがなにより素晴らしい。
なにかもレビューでたたかれてはいるが、わたしはラーゲルクランツにひたすらに感謝したい。
ミレニアムを引き継いでくれてありがとう。
確かに前半三部作とは毛色が微妙に変わって入るけれど、それでとリスベットは最後までリスベットだったし、ミカエルとの関係も変わらなかった。
二人はその後もああやって時々メッセージを交わして生きていくんだろうな。
1巻が出てからもう10年も経つのかと万感の思いである。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ12冊読み終えました!
感想書くにも記憶に残るものが薄い…
リスベットに会えなくなるのは寂しい。 -
ミレニアムシリーズの、今のところの最終巻。リスベットは、妹キーラとの決着をつけようとする。しかし、リスベットとエベレスト登山の話の二つの筋があり、話が割れているのが欠点。
-
ああ、ミレニアムが終わってしまった。
相変わらず途中からの吸引力がすごくて、読むのを止められなくなってしまった。いろんなことがつながる快感がいつもたまらない。
そして、リスベットは相変わらずかっこかわいいし、ミカエルはけしからん。
たしかにミカエルもリスベットもエリカも微妙にちょっと三部作とは違いがあったと思う。でも、リスベットがこの日を迎えられた、それを見届けさせてくれたことがとてもありがたい。
ありがとうございました。 -
あのミレニアムではないけれども面白かったと思う。
なによりまた読めるという楽しみを与えてくれた作者に感謝。 -
読み終わってしまった喪失感…。リスベットがこんなに恋しくなるとは思っていなかった。1作目では一匹狼でとてつもなく強そうに見えたリスベットの人間らしさ、弱さが垣間見えて心にぐっときた。様々な社会問題にも触れているから、日常生活の中では気にしていないことに気づかせられる。自分に直接関係あることではないから知らない、ではなく、知ろうとすることが重要なんだと深く思った。
-
もっともっと戦うリスベットが戻ってほしい。
-
ついにシリーズを読み終わった。
今回もいろんな謎が絡み合っておもしろかったけど、やはりラーソン版に比べると淡白で、本の中で起きる出来事の関連性が薄い気がしました。
もっと緻密さがほしかったです。