血に問えば (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152086020

感想・レビュー・書評

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  • リーバス警部シリーズ第?作目。

    とはいっても、初めて読んだ。


    スコットランドのある高校で
    銃乱射殺人事件が起きた。

    犯人リー・ハードマンは元軍人で
    退役後、マリンスポーツのインストラクターをしていた。

    なんだか、池田小学校の事件を
    彷彿とさせるが
    この小説も実際にスコットランドで起こった
    銃乱射事件が多少なりともベースになっているようだ。

    リーバスは50を越えるおっさんだが
    いわゆるハードボイルドタッチな小説だ。

    展開も面白く
    時代感も捉えていて
    サクサクと読みきった。

    ちょっとこのシリーズを
    読んでみようかという気になった。

  • ハヤカワポケミスからハードカバーになって大いに期待して読む。
    限りなく疑わしい立場のリーバス警部に70%本当に疑っていました。

  • 間違いなく自分の好きなタイプのシリーズものであることに確信を得た自分が読んだイアン・ランキン2作目。

    リーバスに対しては硬派なフロスト警部の印象。
    事件もひとつではなく複数の事件を織り交ぜるというのがスタイルのようだ。
    アンソニーホロヴィッツ作品でも言及されるくらいの著者だからその筋にも認められているのだろう。

    たくさんの邦訳が出されているから楽しみだ。

  • 途中から急にハマりだした。リーバス警部の渋いのか抜けてるのかよく解らないところが何だかハードボイルドでよい。全体いい味出してる。若いシボーンとの掛け合いも。14作目というが実は初めてのシリーズ。これから前のを探す。

  • お見事!
    今回はリーバスとシボーンが一緒に動くことが多くて、この二人の関係が好きな私としては嬉しい限り。
    結末につながるところで、タイトルの「血」の持つ意味が幾重にも浮かんできて、「さすが!」とうならせる。
    ホーガンもいい感じで登場しました。

  • 本当に最後の最後まで、真相がはっきりわからないので、最後まではらはらのところがいい。

  • イアン・ランキン描くエジンバラのリーバス警部シリーズ第14作。私立学校で発生した銃乱射事件。生徒2名が死亡、1名が負傷。そして乱入した犯人はこめかみを撃ち自殺した。犯人の男はかつて陸軍の特殊部隊にいた。同じ経歴をもつリーバス警部が捜査にかり出されるが、彼は両手にひどい火傷を負っていた。私にしては珍しく、結末が読めてしまいました。誰もが銃を気軽に扱えるとしたら、と考えただけで、ぞっとしてしまいます。物語の中だけで結構。

  • シリーズの最新作なので、評価はどうしても抑え目になってしまうけれど、作品のクオリティが低いわけではない。
    今回から、ハードカバーになったのは、版権の金額が高騰したから?

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