- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152090805
感想・レビュー・書評
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一日24時間のサイクルの中で、私たちの体の中ではどういうことが起こっているのかというのを、
最新の研究結果などを紹介しながら分かりやすく解説した良書です。
私たちの身体にはどうやら「概日リズム」という時計がセットされていて、
身体を構成する各パーツなどはそれらを基準に動いています。
しかしよく言われるように、電灯の発明以来、私たちの生活は日照による自然のリズムとは無関係に暮らしていけるようになってきた。
しかし可能になったからといって、それが望ましいということにはならない。
身体の生理に寄り添って生活していくこと。
本当はそれがいちばん理にかなっていると、知っとくだけでもいいだろう。
そして、「緻密さ」「精密さ」「脆さ」というものと、
「柔軟性」「冗長性」「復元力」といった対立するかのように思われる要素を同時に備えている
身体というものの、複雑さと不思議さに、ただ感嘆することしきりである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
起床から就寝までの一日の生活に即した流れで、体内で起こっている現象を、最新の医学・科学をもって説明。
読み込めば軽く健康マニアになれそうな内容です。
ほぉーと感心したのは、
・睡眠不足は空腹を招き肥満につながる。
・昼間に勉強した方が記憶が定着しやすい。
・スポーツの記録は午後3時~8時に樹立されることが多い。
「規則正しい生活を!」と耳にタコができるほど言われてきた理由がわかる気がします。 -
「概日リズム」って知ってた? 体内リズムをうまく活用すれば、あなたは長寿と健康を手に入れられる。
そして、数多くの体内微生物の存在。自分の体についてこんなにワクワク、ドキドキすることがあっただろうか。 -
人体の不思議総まくり ―腸は脳に無断で指令を出し,力を込めることを考えただけで筋力は増える。爆発的に増えつつある人体に関する知見を,最新の医学・科学を通じて紹介する― (本の帯より)