雪山の白い虎

  • 早川書房
3.13
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本棚登録 : 42
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152095107

作品紹介・あらすじ

「去年の秋に、ぼくはインポになった」の一文から始まる表題作に加え、「文学よ、すべてを捧げた僕に、救いはあるのか?」など中年男の悲哀を描く13篇収録の短篇集。『二流小説家』著者の新境地

感想・レビュー・書評

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  • 色々な要素が詰まってて才能も感じるけど、好みではない。

  • まぁまぁ
    これも予想に反してミステリーじゃなかった

  • 『二流小説家』『ミステリガール』のデイヴィッド・ゴードン最新作。
    元々、ジャンル小説の書き手ではなかった……とは解説にもあるように、確かに本作はミステリではない。解説で『ミステリ的』と呼ばれている短編にしても、寧ろホラーっぽいテイストが強いように思う。
    明確にジャンルを定義するのは難しいが(純文学か? と言われるとそれもちょっと違う気がする)、短編集としては読み応えがあって面白かった。
    著者本人と等身大の主人公が多いところは一見、私小説的ではあるが、どちらかというと現実感より非現実性を重視した構造になっているものが多いところも好みだった。この路線で長いものも読んでみたい。
    しかし、本国より日本で人気になっちゃったというのは吃驚。映画マニアだけあって、前の2作はどちらも作劇が上手い印象があったので、てっきり本国でも人気作家なのかと……。

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