- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152099334
感想・レビュー・書評
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目次を見て、「最初の百日」の章を最初に読んでみた。
CFOと法律顧問、広報の3人と今後半年の間に必ずやっておかないと行けないことリストを確認している。
・「ロイとのイザコザを解消。」企業イメージ
・「ピクサー及びスティーブ・ジョブズとの関係を修復」ディズニーアニメーションの凋落
・「意思決定のやり方を変えはじめる。」社員の士気
数字が悪い状況で打てる手として上の三点が最初なのか… 2005年にCEOに就任して、株価は25ドル前後で振れ幅は大きく無いままで、2012年からうなぎ上りになっている。
全編というか後半を読んでみると、ピクサー、マーベル、スターウォーズ、フォックスと立て続けに買収戦略を取り続けていて、コンテンツとそのコンテンツを生むエンジンへの投資を継続的にしていて、キャリア最後のタイミングでディズニーチャンネルのサブスクリプション提供って、時代の波をうまく味方につけた感じがすごい。
大統領選挙にも出そうな雰囲気も本書の中で匂わせたりして、2021年までの契約を微妙に変えたりしてるのをみると、今年の大統領選挙に出ちゃうかも?トランプよりかなり良さそうに見えるけどどうなるか。
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ディズニーCEOが実践する10の原則 を読みました。
前CEO ロバートアイガー 氏のキャリアを振り返る自伝的な本です。
謙虚に学び、人を大切にし、目の前の仕事に妥協しない。
それが成功を呼びます。
「自分は“つなぎ“の経営者だ」と言っていた著者が最終的にCEOになる様は、勇気が出ます。 -
<閲覧スタッフより>
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所在記号:
資料番号:<閲覧スタッフより>
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所在記号:778.067||アイ
資料番号:10253522
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マイケル・アイズナーとの交代劇は悲しさあり、その後ピクサー、marvel、ルーカスフィルム、20世紀フォックスの買収は最高に読み応えがあった(特にピクサー・marvel部分が楽しい。20世紀フォックスはあちらから示唆してきたのは意外だったルーカスフィルムはやはりそんなかんじだったのかという印象)
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東2法経図・6F開架:778.25A/I23d//K
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2022.4.7読了
部下として、リーダーとして、どっちの立場でも学べることが多かった。
熱くて、誠実で、チャレンジャーで、自分自身が仕事をする上で大切にしてる価値観と重なる部分が多くて「こうありたいな」と思えた。
「10の原則」の10が何を指してるのかわかんないけど、巻末のまとめはこれから仕事で迷った時にぜひ見たいと思えた。
たた、内容とは関係ないけど、和訳の本はやっぱり読みにくい。 -
ウォルトディズニーカンパニーのトップを16年間努めたリーダーのほぼ自叙伝。
ABCの下っ端から、トップエンタメ企業のトップに上りつめた男の物語。
ではあるものの、私が一番著者の熱量を感じた部分は「ピクサー買収」の部分だ。
CEOになって最初の仕事という部分もあるかもしれないが、やはりスティーブ・ジョブズとの関係性を構築していったストーリーが著者の人生にとってもエキサイティングで重要な時間だったのではないかと推察する。
それくらい、読んでいて臨場感が伝わるように描かれている。
著者が繰り返し伝えているのは、”誠実であること”
失敗については責任を取る。
悪い知らせは自ら、そしてまっすぐに伝える。
トップ企業のそのトップとして様々な人物と相対してきた人だからこそ、”誠実”であることが一番重要というのは、説得力がある。
ディズニーという、夢や魔法を通じてクリエイティブを行い、人の心を豊かにする企業のトップが”誠実”が重要というのは、ある意味で期待通りで安心感もある。
読了後に満足感があった。その上で表紙を見ると「10の原則」という文字を見つけた。
え?10の原則なんてあったっけ?と探したら、プロローグに書いてあった。
むしろプロローグ以降は出てこないんじゃないか。それくらい没入出来る内容でした。
最後に、この人、外見もカッコイイですよね。