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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152103017
感想・レビュー・書評
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シッダールタ・ムカジー「細胞(下)」読了。細胞に対する見方が大きく変わったように思う。医師でありインド出身である著者の合理性と東洋思想が融合した細胞理解への見解に関心したからだ。細胞だけでなく環境問題等現代の複雑な課題にも当てはまる今後の新しい科学のあり方が説かれているとも思った。
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請求記号 491.11/Mu 25
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下巻になるとよりオモシロイ!
生物学の全般的な勉強にもなる。 -
「読む前から面白いに決まっている本」とは解説にある仲野教授の言葉。自分自身も読む前から楽しみだったが、前2作と同じく感慨と驚きの連続だった。
細胞、血液、免疫、細胞や器官のネットワークなど、試行錯誤を繰り返して自然がかくも精密な仕組みを作り上げたことに驚愕するが、それと同時にその解明に、そして医学への応用に果敢に挑んだ科学者、医師達の働きもすばらしい。
著者は第一線で働く研究者であり医師。本書では生物・科学的な解説と研究の歴史、著者自身の臨床や研究の経験を織り交ぜながら、あたかも物語、文学のように仕立てられている。著者は当代一流の医学ライター。こんな本を読むことができてありがたい。
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