背負い水

著者 :
  • 文藝春秋
3.19
  • (4)
  • (1)
  • (19)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 81
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163127606

作品紹介・あらすじ

笑いがはじける。才気が回転する。知性がえぐりだす。そして、優雅が残り香のようにただよう。芥川賞受賞作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  
    ── 荻野 アンナ《背負い水 19910801 文藝春秋》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4163127607
     
     Mail/籍=
     
    (20231128)

  • 嘘に色があるならば、薔薇色の嘘をつきたいと思うめもあ

  • このままこの人と居ていいのか?今別れる方が良いんじゃないか?でも父親とまた一緒に住むのは嫌だから戻るところもないし、お金もない。

    そんな葛藤がかかれてた。
    まあ、よくある内容かな?

    以下ちょっとしたあらすじです。

    父親に反対されつつも、付き合ってる男と同棲し始める。
    ある日、友達だという女にお金を送っていたことを知る。

    もう送らないし、本当に友達なんだと言い張っているけど信じられない。

  • 再読。自分が歳を重ねた分だけ、熟読できたように思う。著者は同年代であるから若くしてこの文章が書けるということは、とてもおとなだなあと感心する。世の中をどこか客観的で冷めた目で見ているような。男と女をおもしろおかしく描いてやがて哀しい。

    背負い水=人間は自分が飲む一生分の水を背負って生きているというある地方の言い伝え、であるらしい。

  • とても読みやすかった。

  • 今から思えば、この時代の余裕ある態度がにくい。

  • 第105回 芥川賞 初版

  • 当時のベストセラー。

    私はコンビニを密かに教会と呼んでいる...1500円もあれば(疲れた私たちを)
    満たしてくれるから、
    というようなフレーズがあったのを覚えています。
    ここが一番好きなくだりなんですけどね。

  • から回りしつづける人々。コミカルでいて哀しいお話。

  • (芥川105)
    うーん、不思議ちゃん!

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

作家、慶應大学文学部教授

「2015年 『DIARY 母と庭の肖像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荻野アンナの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×