華栄の丘

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163190105

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  • 宋の宰相 華元の物語。

  • 春秋5覇の楚の荘王の時代に小国・宗の宰相として活躍した華元。名君・文公との信頼関係。信頼する家宰のサポート。覇権をもつ大国・楚とのかけひき。宮城谷の小説も主人公の徳をテーマにするものが多いのですが、中篇で迫力を欠き、私自身もやや飽きがきてしまいました。

  • 華栄の丘 文春春秋
    紀元前572年 宋の国:華元は家臣に羊の肉を食べさせなかったことにより窮地に追い込まれることになる。

  •  中学校の担任の先生が宮城谷昌光さんをすごく好きなひとで。その影響で読んでみた本。中国史の知識が全く無いわたしには、物語の筋を辿るのも大変でした。
     今思えば、中学生が読むのは少し早かったのかも。主人公の華元は礼節を守る立派な君子であったのだけれど、わたしがそれに気付いたのは高校生になって論語を読み、儒教の考え方を学んでからのことでした。

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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