- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163190303
作品紹介・あらすじ
生きているのか、死んでいるのかわからない。その曖昧さに耐えられるか?現代演劇の旗手が放つ、衝撃の小説デビュー作!話題沸騰!芥川賞候補作。
感想・レビュー・書評
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ご本出しておきますねで若林が紹介していた本。(たしか)不条理もの。わたしにははまらなかった。
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不条理大好きです。
多分に演劇的な世界観。
思い出せない名前、導かれる赤いチョークの線、抜け出せない池袋、たどり着けない目的地、そして、あらかじめ見失われた生きる意味。
混沌とした悪夢めいたエピソードの中から、宙ぶらりんな空虚さが浮かび上がる。
理屈なんていらない。不条理大好き。 -
表題と装丁にひかれて読んでみました。
赤いチョークの線に導かれて
たどったところは 池袋 の路地裏
また、いきたいと思っても
たどり着けない。
そんな都市伝説みたいな物語でした。 -
エッセイが面白そうと思ったのに、隣にあったこれを借りてしまった。自分が覚えていると思っていることは本当だったのか?とどんどん分からなくなるというのは、ふわふわしてしまう若い世代を主人公にした作品で見た気がするが、42のおっさんがというのは珍しいと思う。2010/2/2 読了。
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再読。もう10年も昔の作品なのかと驚く。
何か起こる様で起こらない話。ちりばめられた異常を拾い切らないまま、寧ろ割と無視して突き進む感じ。
何だったんだろう、と言う決着の曖昧な読後感は氏の戯曲にもあるような。
2009.08.11読了 -
読んだ日 2008.2(借:大村市民図書館)(06/94)
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わからなくなってきましたの方がいいけど、
電柱のチラシの発想とか、彼っぽいです。 -
意味を考えないで読んで
意味を考えてしまった本。
なんもないように見えて
なんかある本。 -
舞台が池袋っていう処もツボ。
記憶ってヤツは本当に曖昧でいい加減だ。