- Amazon.co.jp ・本 (755ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163197302
作品紹介・あらすじ
渋谷-この街から新たな物語が始まる。心に比べれば、人間の体なんてのは軽いものさ。失踪した人気漫画家を追う私立探偵・佐久間公の前に立ちはだかる謎の美少女。薬物、新興宗教…真っ向から"現代"に挑んだ、怒濤の1300枚。
感想・レビュー・書評
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佐久間が漏らしすぎだろ~
女子高生の女王様と犬の関係にも
納得できない
長いだけの凡作
2.2点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これも尻つぼみ感超……
なんなんすか、途中まではめっちゃ面白いのに。
この後半にかけて失速する感じはなぜなのだ。
第一長過ぎるのではないか。
無駄に事件を複雑に絡め、その上要所要所であらゆる蘊蓄垂れ流し。
作者の「オレ、こういうこと興味持ってんだぜ、こういうこと取材してみたんだぜ」という露出過多な感じがするのは気のせいか。
失踪した漫画家と、麻薬更生施設から逃げ出した少年が渋谷でリンクしていくくだり、確かにスゴイですよ。
よくもまあ、ここまで絡めるなあって感心しきり。
だからこそ、終わりはビシッと決めて欲しかった。
最後のほうになればなるほど、とりあえずまとめとけという拙速感がある。
何より、錦織令の描写が酷い!
絶対このキャラ、最初立ち上げた時と設定を変えてしまったように思う。
あれだけ魔的に描写しておきながら、なんなのあのあっさり感というか、拍子抜け感。
しかもオヤジ説教がうぜーうぜー。
結局、錦織令が深みのないキャラになってしまったから、佐久間サンの熱弁もどうでもいい。
残念。至極残念。
途中までは☆5つの勢いの面白さだった。これは本当。
あと、沢辺さんは絶対佐久間サンが好きだと思う(え)。 -
『人の心は、いつだって危ういところに浮いている。底なし沼の水面のような場所でな。・・・お前さんの心を浮かせているものは何だ』
主人公に対するこの問いかけに、作中でどれほど答えてくれているのだろうか。この本の面白味は、その一点に尽きる、と思って読み進めていったのですが・・・
謎の女子高生?選んだ題材が悪かったのかなぁ。。。途中までは面白かったんだけど。 -
そこそこおもしろいが、最後はまとめすぎた感はある。
疾走した漫画家とヤク中と宗教じみた女子高生がからんでいくストーリーはなかなか!
熱中できた。 -
重かった・・・のに、この爽快感。筋がきっちり通っていくから。現実にはなかなか無いこのことがあるからだろうなー
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佐久間公シリーズ 新興宗教