血脈 中

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (612ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163198606

感想・レビュー・書評

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  • 愛子だけやたらかわいい描写で笑えます。
    シナなどの女性たちには上巻には見られなかった人情味が加わりました。
    しようもない男性たちの描写も哀愁が漂って悪くありません。
    登場人物すべて知らない人のため暴露本としての価値は入れていません。

  • 佐藤家の自伝的小説。

    太平洋戦争が終わり、洽六が亡くなる。

    新しい展開が待っているだろう。

  • <閲覧スタッフより>
    大手前大学 交流文化研究所主催 文芸講演会
    村上春樹と『阪神間文化』の周辺-私がめぐりあった作家たち-
    講師:ノンフィクション作家 小玉武 先生

    文芸講演会記念 特集展示本
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    所在記号:913.6||サア||2
    資料番号:10136059
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  • 久が金銭苦の果て女と心中。悲しむ老父紅緑を冷やかに眺める八郎の眼。戦争を境に佐藤家の世代替りと新たな苦闘の時代が始まる…。欲望と情念に引きずられる一族の人々の壮絶な生の姿を描く、著者のライフワーク第2弾。

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著者プロフィール

大正12年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞を受賞。昭和54年、『幸福の絵』で第十八回女流文学賞を受賞。平成12年、『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年、『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月、旭日小綬章を授章。近著に、『こんな老い方もある』『こんな生き方もある』(角川新書)、『破れかぶれの幸福』(青志社)、『犬たちへの詫び状』(PHP研究所)、『九十歳。何がめでたい』(小学館)などがある。

「2018年 『新版 加納大尉夫人 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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