パーク・ライフ

著者 :
  • 文藝春秋
3.05
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本棚登録 : 1335
感想 : 198
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163211800

感想・レビュー・書評

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  • 「パーク・ライフ」と「flowers」の2篇。
    (パーク・ライフ)
    地下鉄の駅から日比谷公園に出てくるときの景色が好きな主人公は,
    あるとき女性と出会う。

    日比谷公園にはちょっと行ってみたくなるが,
    ストーリーは楽しめない。

  • 文学賞受賞作。
    東京の地理がわからない。

  • 「私、決めた」って、何だか潔くっていいね。つま先だかヒールの先だったか、トントンする。やっぱり、きっかけが大切なんだなと感じた。

  • 芥川賞受賞ということで読んでみたが、淡々と物語が進んでいく印象。
    物語は特に大きな起伏をもって進んでいくわけではないのに、結果一気読みしてしまった。
    物語としての面白さはあまり感じられなかったが、文学的にはすぐれている作品なんだろう・・・きっと。

  • 文学。
    吉田修一って、今旬な作家ですよね。
    この本が芥川賞取ったとき、読もうと思っていました。
    が、すっかり読まないまま、今に至る。
    ようやく読んでみました。
    感想は、ひとこと。文学。
    小説の余韻、ってこういうものをさすんですよね。
    この小説そのものだけでなく、背景を想像したり、小説の楽しみ方はたくさんあると感じました。

    なぜか、文体が違うはずの村上春樹を思い出しました。

  • 都会に出るとアイデンティティーに関わる重要で微妙な感情が搔き消されて自分が自分でなくなってしまう感覚に陥ることが多い。この小説はそれを言い表しているんだろう。とそんなコメントを村上龍が言っていたような言っていないような。

  • 2011.9.9読了。

    うーん、といった感じ。

  • うーん?
    読んだあとあまりスッキリしません

  • なんだかよくわからないままさらっと読み流してしまった。

  • 今週は過去の芥川賞・直木賞受賞作品を中心に読んでる。

    つかみどころのない主人公の、公園でのヒトコマ。
    誰もが「やってみたら人生オモロくなるかも」と妄想しつつも、やれないでいる事。とてもヨーロッパ映画的なストーリーと描写。

    同時収録の「FLOWER」は、最後の「えっ?」ていう展開にビックリ。

    ワタシの大好きな寄藤氏が装画を書いている。

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著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

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