陰陽師 (太極ノ巻)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163217307

感想・レビュー・書評

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  • 読んだ。最初のお経の話がキレイで気に入りました。虫っていう発想が面白い。棗の話に出てくる北斗と南斗の話は中国の話だったかな?昔星座に関する本で読んだ記憶が。本の内容を書いておけば次読むときに同じのは選ばない・・・はず(笑)

  • 二百六十二匹の黄金虫は先が読めたなあ・・・。
    針魔童子の話が面白かった。

  • どっぷりハマって、夢枕獏『陰陽師』第5巻。

  • 安倍晴明の屋敷で、いつものように源博雅が杯を傾けている所へ、橘実之の娘、虫が大好きな露子姫がやってきた。何でも晴明に相談があるというのだ。広沢の遍照寺にいる僧が、眠る前に読経していると、黄金色をした虫が現われるが、朝には消えてしまうらしい。この虫の正体は―。「二百六十二匹の黄金虫」他、全六篇収録

  • 安倍晴明の屋敷で、いつものように源博雅が杯を傾けている所へ、
    橘実之の娘、虫が大好きな露子姫がやってきた。何でも晴明に
    相談があるというのだ。広沢の遍照寺にいる僧が、眠る前に読経
    していると、黄金色をした虫が現われるが、朝には消えてしまう
    らしい。この虫の正体は―。
    「二百六十二匹の黄金虫」他、全六篇収録

  • ずるい、露子姫。

    「ゆこうか」
    「ゆこう」
    「まいりましょう」←露子姫

    ちゃっかり晴明と博雅に混じっている。 うらやましい。


    読んでいて、怖かったのは『覚』
    考えていること・思ったことを覚られ、魂を抜かれちゃうなんて、オソロシイ。
    あたしは、考える前に行動したり、しゃべったりするほうだけど、それでも助からないだろうな・・・

  • 人が食べられたり、決してほのぼのストーリーじゃないのに、この安心感は何。

  • 今回は人の怨念や悪霊はなく、物の怪退治という"陰陽師"の基本に立ち返ったような物語です。
    晴明と博雅が、濡れ縁で酒を酌み交わすシーンが好ましく、飽きず眺めていたいシリーズです。
    複数回登場している脇役たちも、より個性が際立ってきていきいきしています。

  • 陰陽師シリーズ短編集

  • いつもの陰陽師です。
    屋敷の庭を眺めつつ晴明と博雅が酒を飲みながらぽつりぽつりと会話をし、
    不思議の話をたしかめるべく「ゆくか」「ゆこう」とまぁそういうことになるわけです。
    安心して読めます。
    巻末に夢枕獏の作品リストがついてて「やー書いとるねぇ」といったかんじです。

    装画・装幀 / 村上 豊
    初出 / 『オール讀物』2001年12月号、2002年2月号・4月号・6月号・10月号・12月号。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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