- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163238302
作品紹介・あらすじ
美男の血したたる名門三代にわたる歌舞伎グランド・ロマン!「役者たちの地獄を見せたかった」と東芙美子は歌舞伎座の裏で呟いた。のぞいてはいけない!楽屋うちの秘め事の数々。
感想・レビュー・書評
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女形の後継に外部の子をいれるとなり渦巻く愛憎、その中心人物たる蛍一郎の才能人柄に惚れ嫉妬する人間模様
あまりに傾いた世界観、今でもそうなのかしら?
設定に矛盾を感じたが書き下ろしなので読めていないのだろう
普通に登場人物全員嫌いだった笑 傾けない一般人ですわ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読む順は、『梨園の娘』と逆にはなったが、それはそれで良かったのかも。
近作の方が、よりエンターテイメントの雰囲気を上手に増したことが分かるから。
約十年、息の長いシリーズ。 -
あれもそれもこれも全部詰め込んだ感じ。
おなかいっぱい、です。 -
美貌にも才能にも恵まれた4人が繰り広げる歌舞伎グランド・ロマンと銘打っているが、「これってBL?」って思えてしまうくらい、ドロドロの愛憎劇。
先に続編となる「梨園の娘」を読んで疑問だった点が明らかにされて、スッキリした。 -
梨園の御曹司たちの愛憎や葛藤、梨園の闇と花を描いたものです。
…ほんとにすごいです…まず主要人物たちが必ず美貌の持ち主で、それぞれ違った美青年(美少年)なんですよ。
まさにお耽美の世界。
それでいて歌舞伎の世界についてもしっかり書かれてて
華やかと言ったら無い。
でもそれを凌ぐ愛憎劇っぷりが…もう…いっそ恐い。