羊の宇宙

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 144
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (69ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163238708

作品紹介・あらすじ

カザフ族の少年と、著名な物理学者が天山山脈の麓で運命的に出会い、宇宙の真理を互いの世界観で語り合う…あの幻の名作がついに蘇った。

感想・レビュー・書評

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  • なんとも夢のような世界、老物理学者と羊飼いの少年が同期し合うなんて。大人にも十分に楽しめる作品です。

  • 電子書籍

  • 考え方がちょっと変わってて面白いなと思いました。自分では思いつかないようなことが沢山あっていろいろな考え方があるんだなと改めて思いました(*^▽^*)

  • 物質は時間を入れるための器で、時間は物質を入れるための器。羊の理論。

  • 羊飼いの少年と物理の博士,二人のなんでもないようで深遠なる宇宙の真理に包まれた会話に,不思議な安らぎを覚えた.「羊と羊でないもの」その素晴らしさに感服です.

  • 砂漠で出会った1人の少年と、アルベルト博士の面白い哲学的な話。難しい内容だったけど、興味深くもありました。

  • ほのぼのした雰囲気だが、内容はとても哲学的でおもしろかった。

  • 私にとって初の電子書籍となった作品です。老物理学者とカザフの羊飼いの少年が宇宙や真理について話す物語。老物理学者がアインシュタインだったなんて!イラストもとても雰囲気が出てます。

  •  アップル12DAYSのプレゼントに選ばれた作品。夢枕獏さんの、あったかい物語。老科学者とカザフ族の羊飼いの少年が宇宙とはなにかと哲学的な、また科学的な会話をする。ともに考えることで真理に近づくのだが、全く違うアプローチに大人もなるほどなと思いながら読んでしまうのではないか。

     真理の追求とは、考えて考え抜くプロセスにある。このおっさんは誰かなあと思いながら見ていたら、なるほどなるほど。

  • 哲学的。
    個人的には好きな雰囲気。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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