ソロモンの犬

著者 : 道尾秀介

• 文藝春秋 (2007年8月8日発売)

感想・レビュー・書評

[Steve Austinさんの感想 · 2023年12月22日]

つまらない、『お遊びの小説』

そもそも『ソロモンの犬』と言う題名が意味深だが真相は大した事無かった↷
主人公の友人・京也(?) こんな奴居ないよw 雨宮も…だから小説なんだろうが…あり得なさ過ぎて感情移入できない。 一応伏線はあるものの女助教授の元夫が最後の方で出てくるのは唐突過ぎる。『カラスの親指』でも感じたことだが、終わりの部分が無駄に長い(まだ終わらないの…!?) もっとサクッと終わった方が余韻が残る。

[熊本 ててんごさんの感想 · 2023年9月11日]

こんなにも女性に対して、感情を言えないのって、アリなのか？大学生にもなって、面倒くさい。失敗覚悟で何でもやってかないと。でも、たまにいるな、自分で自分の行動を制限する奴。

[かずささんの感想 · 2022年9月18日]

面白くないことはない…が、色々と無理があるなぁという気もする。(心理描写が取って付けたようで底が浅く気持ちが悪いせいか、動機の面でも少し納得がいかない)
物語の一部に使われている夢オチ、とか…ミステリにあっていいのだろうか…という気もする。
硬質なミステリを書く印象があっただけに、非常に残念。

[pbh23864さんの感想 · 2022年9月14日]

可もなく不可もなしな印象。

面白くなりそうな箇所が幾つかあっただけに、そこからの盛り上がりがあまりなかったのが残念。

[ゆーだいさんの感想 · 2022年9月5日]

道尾秀介を読んだの2冊目だけど好きだなー
分かりそうで分からない伏線がいい

[羊さんの感想 · 2022年1月31日]

思ったのと違った。
前に道尾秀介氏の他の本を読んですごい、もっと読みたいと思ったのだったが
ソロモンの犬は青春ストーリーですね
どんでん返しもあまり感じられませんでした
ラノベ？道尾氏が若い頃に書いた本なのかな
私は歳を取っているので、大学生の心情に共感するのは無理があるし、大学生だったとしてもなんか、、

仕切り直しで道尾氏の他の本を読み直したいと思います
生物の生態については、面白かったところもあります
なんか、いろいろ残念です

[suomiさんの感想 · 2022年1月22日]

私が読む道尾秀介氏作品の5冊目。
その中で発行年月が1番旧い本。

申し訳ないが、全く面白くなかった。
主人公を含めた大学生4人のことがまず好きになれず、特に2年も付き合っているのに友人(主人公の秋内)のことを「おたく」と呼ぶ京也が嫌。

途中からは飛ばし読みで、ほぼセリフだけを拾い読みしていったが、それでも充分理解できてしまう内容。

間宮先生くらいしか(かなり変人ではあるが)まともな人が出てこないし、何より早々に子供が犠牲になったことが私には許せなかったのかもしれない。

[トッチさんの感想 · 2021年11月21日]

犬の散歩に行っていた子供。その犬が急に走り出し、リードに引っ張られるように車道に出てしまった子供が車にひかれて亡くなってしまいます。

犬はなんで急に走り出したのか？

その疑問が物語を引っ張っていきます。

最後はこんなことあるのか？という感じでした。犬を見る目が変わります。

[insectofbooksさんの感想 · 2021年7月11日]

最後まで読むべし！podcastで作者の話を聞いたことがあるだけれど、めっちゃその通りの感じの文体とキャラクターたちだった。映像とかマンガにもできそうな情景描写。女の子と話すのがドキドキする記述、場面転換の仕方、エンタメってかんじ！

[ocha miiさんの感想 · 2021年3月6日]

読みやすい？読みにくい？と言われると読みにくい。、！置いてけぼりな迷子に何度もなり話についていけず。

著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。