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- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163271705
感想・レビュー・書評
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上巻は不条理な文化大革命時代のエピソードだが、下巻は?小平が政権を握った70年代後半以降が舞台。極端な悲劇と喜劇が交差する。涙をこらえる場面のあとに、噴出しそうになるエログロシーンが登場する。
誰にでも推薦できる本ではないけれどエンターテイメントとしてだけでなく、中国の近代史(誇張されているけれど)を知る上では非常に有用な本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下巻も猥雑で饒舌。小説を読む愉しみを満喫させてくれる(あらすじなど)李光頭は持ち前のバイタリティで、廃品回収を皮切りに事業を成功させ、街の大物として頭角を現す。宋鋼は、林紅と結婚し、地味ながらも幸せに暮らす。李光頭は街で処女コンテストを開催する。人工処女膜を売り歩く詐欺師に誘われ、宋鋼は豊胸クリームの行商人となり、旅に出る。その間、妻を寝盗られ、、、
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例え話が愚かで極端過ぎると思うが、イミテーション文化ではそうでもないのか。後半は良かった。