べっぴん あくじゃれ瓢六捕物帖

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163281506

作品紹介・あらすじ

娑婆に戻った瓢六が江戸っ子芸者・お袖、堅物同心・弥左衛門と難事件を追う人気シリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 盛り上がっての結末は、予想通りだったが哀しいね

  • 12/25/10図書館

  • 第三巻
    前二巻を読んでないか、問題なく内容が分かる。各処で背景が説明されている。
    瓢六と弥左衛門のコンビで事件解決か!

  • 《あくじゃれ》シリーズ第3段。ご存知小悪党の色男 瓢六と
    互いに相棒と信頼をおいている武骨な同心 弥佐衛門とが
    絡まる事件を解いてゆく。
    物陰から様子をうかがう妖しいべっぴんな女。
    瓢六はこの所の事件にこの女が関わっているのではと疑念を持つ。
    一方、瓢六に闇の世界の情報をもたらす一膳飯屋の親父も今回の縦軸。
    瓢六も知らぬ過去が姿を表す。
    届かぬ想いは思いもよらぬ形で近づいていた。
    お袖、お八重様も御健在。

  • h21.07.28

  • 瓢六シリーズ3作目。
    最初の一遍はプロローグ的で、一冊を通して一つの物語。
    ぐっと来ました。
    泣けました。

    瓢六カッコいい。
    お袖もカッコいい。
    愛が円熟。

    良いなぁ...(笑)

    そして、私は年をとるなら、ちえ婆さんのように
    なりたい。

    (H21.7 図)

  • 2009/07/06-2009/07/09

  • ふくらんだ。でも、終わり方がかなしい。表紙かっこいい。

  • わ〜い、あの瓢六が戻ってきた!「あくじゃれ」「こんきち」でこのシリーズは終了だと思っていたのでまた瓢六、お袖、弥左衛門に会えて嬉しい限り☆今回は瓢六は牢の外にいて、自分の道を探すべくお袖とも離れて弥左衛門に協力したりと短編がつらなった連作長編の捕物帖になっている。また探索のために牢に入ったりしているが、全体的には瓢六とその周辺が江戸の町で走り回っている感じかな。ほろ苦い終わり方だったが、それでも心にじんわり途中はチャキチャキ楽しく読めた。個人的には牢に入っている瓢六が好きなのだが…弥左衛門もようやく想い人と一緒になったことだし、新設定の始まりいうところか。なんにしろ再び瓢六を読めて楽しかった☆続きが出たらもっと嬉しいんだけどなあ…

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著者プロフィール

諸田玲子
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。一九九六年『眩惑』でデビュー。二〇〇三年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、〇七年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、一八年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『きりきり舞い』シリーズのほか、『四十八人目の忠臣』『波止場浪漫』『帰蝶』『女だてら』『尼子姫十勇士』『しのぶ恋』など多数。

「2023年 『其の一日 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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