絵伝の果て

著者 :
  • 文藝春秋
2.25
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本棚登録 : 24
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163286105

作品紹介・あらすじ

古来、権力の象徴である大塔が、炎上し略奪される様を描いた一枚の絵。それは切断され散逸した絵巻の一部だった。国家への反逆とも、京の繁栄を妬むものの呪詛ともとれる、危険な絵巻を描いたのは何者か。田舎武者の坂城、河原者のナガレとともに、残る絵巻の断片探索を命ぜられた貧乏公家の嫡子・十川迪輔は、鬼と呼ばれる一族に辿り着く…。

感想・レビュー・書評

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  • レビューの二人目だった。
    そんなに人気がないのかなぁ。

  • 応仁の乱を前にした京で、貧乏公家の嫡男が家督をめぐり自身の進退を賭け、ばらばらにされた絵巻の謎を解くために奔走する。後半になるにつれて面白くなってくるが、全体的にはもったりとした流れのストーリー展開で、結局何をメインにしたかったのかよくわからなかった。また、数は多くないとはいえ現実的(シビア)だの至極悠長(スローモー)だの、時代にあわないカタカナ読みがなければ、もう少し話を楽しめたかも。ファンタジーや時代・歴史小説は使う言葉に制約があると思っているので、最近それを無視した小説に時々出会うのが個人的に残念。

  •  挫折。知識が足りないのか、想像力が無いのか、話に入り込めない。 目標と目的が掴めなかった…。

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