粗にして野だが卑ではない: 石田禮助の生涯

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163423708

作品紹介・あらすじ

三井物産に35年間在職、華々しい業績をあげた後、78歳で財界人から初めて国鉄総裁になった"ヤング・ソルジャー"を描く著者会心の長篇。

感想・レビュー・書評

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  • こういうすごい人がいたとは知らなかった。

  • タイトルの由来と、冒頭の奮闘記が素晴らしい。エイブルマンたり得ているか、自問自答する。
    後半は今一つの内容だった…

  • 明治気質の真っ直ぐな経営者。かなり前に一度読んでます。
    なんとなく「粗にして野」の後なんだっけ?と急に気になって書棚を探したらまだあったので再読してみました。

  • 今の日本ならこういう人はどうなるのか。やはりいつの時代もきちんと受け入れられるのだろうか。
    失言と捉えられてすぐに辞任になったりしないだろうかと思った。

    しかし実は、そんなことはどうでもよくて、やはり何か大きなことをするには、この精神(卑ではない)は大切だと再認識した。

  • <a href="http://blog.at-dream2000.jp/article/13160803.html" target="_blank">「粗にして野だが卑ではない」〜城山三郎〜:黄色いバックドロップ</a>

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著者プロフィール

1927年、名古屋市生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。57年『輸出』で文學界新人賞、59年『総会屋錦城』で直木賞を受賞。日本における経済小説の先駆者といわれる。『落日燃ゆ』『官僚たちの夏』『小説日本銀行』など著書多数。2007年永眠。

「2021年 『辛酸 田中正造と足尾鉱毒事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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