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- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163516301
作品紹介・あらすじ
徒手空拳で青森から上京し、草倉期のテレビ界を舞台に、さまざまな人物と交流しながら名声を求めた寺山修司。彼の作品-俳句、短歌、ドラマは模倣の連続であった。偶像化された鬼才の知られざる真実。
感想・レビュー・書評
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タモリの物真似しか知らなかったが、学生時代からパクリ癖のある人のようで、短歌はもちろん、海外の作品を平気でパクッたり、自分が小説を書いた雑誌に友人の名前で作品を褒める手紙を書くなど、気弱で木訥な文学青年風の裏側には、相当世間に名を売りたかった一面があった人のようだ。今でもこの手の人物は存在する。
80年に話題になった「のぞき事件」も、実は昔からやっていて、何度も逮捕されていたらしい。きちんと取材してまとめた、これぞノンフィクションという本だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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