幽霊を捕まえようとした科学者たち

  • 文藝春秋
3.29
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163691305

作品紹介・あらすじ

錬金術から化学が、占星術から天文学が、心霊研究からは?幽霊の存在を科学的に実証せよ!ノーベル賞科学者のチームが始めた驚愕の研究。

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物が多く、大西洋を挟んで話があっちこっちに飛ぶので人物索引が欲しいと思った。足を引っ張りあったり家族や友人との関係に悩まされたりする様は、研究そのものより面白いかもしれない。

  • 霊媒師による降霊会を中心に、心霊について明らかにしようとした科学者たちの奮闘というか苦闘の記録。彼らの研究活動から100年ほど経過しているが、結局未だに「分からない」のが現状? 「わかるには限界がありすぎる。本当に重要なことは、人間にはまだつかめていないんだ」というエジソンの言葉は現在でも変わらず。

  • 分厚い本でしたが一気に読んでしまいました。ノーベル賞学者はわからなければわからないほど熱心に取り組むのでしょう。

  • No.929
    1. 目的

    2. 得たこと

    3. アイデア

  • 霊なんかをマジメに研究しようとした人たちの話
    大半の科学者からはバカにされて,当時から世の中に居たインチキ霊能力者から煙たがられた人たちの話

    誰の味方をしてるのか分からない本で,ドキュメンタリーみたいなやつ.長すぎて飽きると思う.

  • 今で言うところの超能力と怪奇・超常現象をまとめて科学として研究しようとした人たちの歴史の話

    死者と交流する霊媒師は、FBI超能力捜査官やスピリチュアルカウンセラーを名乗るようになったが、その内容は100年前に霊媒師が降霊会でやっていたこととさして変わらないように思える。

    デジャブー、潜在意識、多重人格、ヒステリー、シンクロニティーなどの心理学、ノンバーバルコミュニケーション(第一勘)の社会学の理論で理解できるように思われる。

    「なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか」「第一勘」「顔は口ほどに嘘をつく」「人は見た目が9割」「脳は直感している」

  • 少女が死ぬところは誰も見ていなかった。

  • ゴーストハンターのノンフィクション(笑)
    画期的です。
    当時の科学とか宗教とか哲学を学校でお勉強していると???って感じの空白があくんですけど、
    そおかこういう話題は勉強じゃ教えんなー…と
    にやりとする領域。
    類名の有名ライトノベルの世界背景と重なるので、むこうを読む人は二倍楽しい…。私もむこうから入ったくちです。

  • つくづく「マイノリティのまともさ」に敏感でありたいと思ったし、こういうことは時代が過ぎないと総括できないんだな~と感じいった1冊です。
    この本は、新聞の書評を読んで「読みたい!」と思って予約したんだけど、本が手元に来たら何で読みたかったのか忘れちゃったんだよね?(^^;)
    でもなんか即効予約したことだけは覚えてるのでかなり読みたかったんだよなー?ってことで読み始めたのだけど、ここんとこ読んでた科学系、思想系の読書の延長上にぴったりハマった1冊でもあったよ。
    カールセーガンのときにも思ったし、セイゴウ先生の本のときにも思ったし、飲茶氏の本でも苦笑したが、ほんと「人の思い込み」ってどうにもならんね?ヾ(^◇^;)
    自分としっかり向き合う勇気は持ち続けたいと節に願ったよ。

  • 分類=神霊(心霊)研究。07年5月。2010年2月に文春文庫化。

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