- Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163702308
感想・レビュー・書評
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たかぎなおこ本はけっこう読んでいるので、今の人気が出る前にはこんな日々があったのか~と少々驚いた。ゆるく描かれているプロレススーパースター列伝。
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「ひとり暮らし○年目」「上京はしたけれど」と似たような話だった。いっそタイトル「上京はしたけれど2」でも良かったんじゃないだろうか?
都会でおしゃれな暮らしをしながらイラストレーターになることをを夢見て上京した著者が、なかなか仕事をもらえないで金銭的に困窮する現実に直面し、いろんなアルバイトを転々する。
他人の私が見ても「なんでそんなに楽観的なの?」とハラハラしてしまうが、どこか気ままで楽しそう。
そんなに明るい内容でもないのに、さほど悲壮感もなく、作者にシンクロしながら読める。
この当時のふわふわした時代感と夢にチャレンジする若さが、良い雰囲気出している。
若さと夢があるってそれだけで生きていく上で強みになるんだな。
なんだかんだで、エッセイ漫画家として成功する才能も持ち合わせているし、郷里に優しい家族がいて心底うらやましい。
美術系の短大に出してもらったうえに、専門学校にも通わせてもらえて、無計画な東京一人暮らしも許してもらえて、時々様子を見に来てくれるって
本当に家族に愛され、大切に育てられたお嬢さんなんだなぁと羨ましくなる。
バイトの面接がうまくいかず落ち込んで気晴らしに街に出かけるエピソードが心に残った。
気軽に誘える友達もいなくショッピングするお金のゆとりもなくただぶらぶらするだけで、高層ビルの展望台から東京の街を一望して部屋に戻りチャーハンを食べゴミを出して、外から自分の部屋の明かりを眺めてベッドに入る
「細やかで小さな光だけど今の私にはここが大事な居場所なんだ」と思いながら眠りこむ。
この余韻を残したラストシーンがとても良い。 -
読みやすくてサラッと読めます♡クスッと笑えます☺︎
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絵柄が可愛いので小さい子でも楽しく読めます!
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たかぎなおこさんの下積み時代のお話。楽しく面白く読ませて頂きました!苦労時代のお話なのに、面白い!なんて言っちゃだめかな?
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2020.04.07
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共感できて、面白かった。
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なんだかんだ定期的に読み返してしまう本。
自分に娘がいたら?想像して泣いてしまうほど感受性が豊かで、でも自分の道は自分で決める。嬉しいことも辛いこともある生活の中でちょっと楽しみを見つけて、とりあえず生きていく。そんなたかぎさんが好き。