- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163741604
作品紹介・あらすじ
東大卒!20年無職!一日の食費は500円!アタマを使えば楽しく暮らせる。
感想・レビュー・書評
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年収100万は確保している人の、お金をかけない快適な人生術。
著者は1960年、大阪府生まれ。東大卒。
大手酒類メーカーに勤め、広告マンとして活躍するが30歳で退職。
どこか合わない生活で、無理をしていたらしい。
中古マンションを賃貸しして年収100万があり、就職はしないままで暮らして20年。
プータローが天職と心得る日々。
仕事をしようと思えばできた人だからこそ、仕事で自分の幸福や健康をすり減らす必要はないと断言できる。って感じかな。
100万の家賃収入があるのは恵まれているけど、なかったとしても忙しくない仕事につける可能性もありそう。
職を失ってショックを受けたとき、こんな考え方もあると知ってもいいかも?
お金をかけずに有名店に負けない味の料理を食べるために、研究を惜しまず、そういう意味ではかなり労働している人ですよ。
外で食べるよりも、自分で作るほうが安い。
確実に安く上げるためにはチラシで比較したり、安いものを探すコツもある。
しかも、友達を呼んで喜んでもらえるほどの腕前なら、楽しい暮らし。
確かにこれはなかなか豊かです。
料理が好きなら、面白いでしょう。
レシピなど、具体的に詳しく書いてあります。
ホームベーカリーを駆使し、ハーブを育て、スパイスは取り揃えている。
読んでいると、節約したくなるというよりも、ピッツァ焼き釜とか、なんか買いたくなる‥(笑)
もしものときの貯金はあるのか?保険は?
といったあたりがちょっと、気になる。
同じ条件の人はどれぐらい世の中にいるものかわからないけど‥
年金などで、使えるお金が年100万円程度の人は、今後増えると思いますから~そういう場合の参考になると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
節約本というよりレシピ本っていう方がいいかも?筆者が料理が好きなのようで節約レシピが多いし、また難しそうなのばかりです。
でも、ぷー太郎生活を楽しんでるようでそれが料理のようです。豊かな生活は心の持ちようですね。
この本のような生活は送れませんが自分も日ごろの生活の中で楽しみを見つければ豊かな生活は送れそうです。 -
私もあまり変わらない生活してる。
外食や旅行はするけど。
だから新たに得たものは特に無いんですけどね。
私の無理しない節約生活はほぼ上限(下限?)に達してるということか。
気になって我が家の支出も計算してみた。
東京23区住み、自給自足なし。
住宅費と保険を抜いたら夫婦で月95000円。
年間1人57万円だった。(旅行は除く)
私が本書いた方がいい?(笑)
筆者は不労所得があると言っていますが、実際は今は無いらしい。
50歳の時に不動産を売却してしまったので。
正確には、「50歳時点で1500万円貯蓄がある人」です。
65歳から年金生活を始めるとして、
年間100万円×(65歳-50歳)年=1500万円
で足りる、という事らしい。
あと、家賃は除いて100万円。
年金とか健康保険なども別?
どうやって払ってるの?
何だかんだで筆者は出生が恵まれてるんですよね。
典型的な中流家庭と言ってるけど、中高一貫教育校(私立?)行って、3浪させてもらって東大、その結果大手会社に就職、親にマンションを譲って貰ってる、それとは別に今住んでる家は持ち家?、親には特に仕送り必要なし。
学生時代と企業勤め時代の人脈もあり。
日本の平均よりはだいぶ上のはずだ。
大学行ってると周りもそれなりに裕福な家庭だから、自分が如何に恵まれてるか分からんのよね。
恵まれてるからこそ、やる気のない学生時代を過ごしてしまったんだろう。
親が裕福でニートになってしまった人を何人か知ってる。
私も働かなくても生きていけるけど、最近好きな仕事ならしたくなってきたな。
残念ながら私は料理にそこまで楽しみを感じないので、こういう生活には筆者程満足できないようだ。
健康な食生活なら同じメニューの繰り返しでも別にいい。楽な料理の方がいい。
筆者は生き甲斐である料理の研究・披露ができる生活だから続けられるんだと思うよ。
この本よりAmazonレビューの☆1のお叱りの数々を読むと楽しい。
そうだそうだー!と言いたくなる(笑) -
最近この手の本を好んで読んでいる。会社人をやってると多くのことに心を蝕まれ、いっそ稼がない生活もありなんじゃないかと思うからだ。
しかし、いざ稼がない人の生活を覗いてみるとそれでも多くの努力は必要なんだなと思い知らされる。好きじゃないとここまで出来ないと思う。普通のニートは自分でパンを焼いて麺を伸ばして、ハーブ育てたりなんかしないもの。。。
この本を学んだことは少ない収入でも工夫して努力すれば質の高い生活はおくれるということだ。
自分もゲームやって、ギターでも弾いている時間から生活の質をあげることに力をもっと割いてみようと思う。 -
東大出のエリートリーマンの地位を得ながら、わずか数年で退社後、無職のまま数十年を自由に生きる様をつづったエッセー。
読んでいると非常にまめな性格な人なのだなあということが伝わってきてしまって、個人的にはそんなにきちんとしてるなら働いた方がてっとり早いんじゃないの!?なんて思うのですが、それは野暮ってものなのでしょう。
きちんとご自身の価値観のままに生きていて、それが他人に迷惑をかけていないのだからなんの問題もないわけですし。
こういう既存の正しさとは別の次元で「正しく」生きている人の話は本当に勇気をもらえるというか、好きなように生きていいんだぜ!人生なんて、って気持ちにさせてもらえます。 -
年収100万円の暮らしをゲームのように楽しむ…って、わからなくもないが、私は額に汗して働くほうを選ぶなぁ。だってヒマじゃん。
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すごいなー。僕なんか金・金・金、効率・効率・効率、だもんなあ。
うらやましい、とは思わない。ああなりたい、とも思わない。
でも、なんか敬意を覚えてしまう。「僕とは違う世界の人」は確かに存在するし、その人たちが幸せに生きているってことに、なんだか安堵する気分になる。
なんだか奇妙な良書。 -
散髪、もったいないので本に載ってるのを買おうかな。
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節約スイッチが入ってるので、
キチキチ節約してる方を参考にしたいと思い読了
正直、年収100万円は低所得層のため、
色々補助がもらえたり、非課税だったりと、
実は何かと普通の世帯より優遇されている面があることを知っているため、
悠々自適に暮らしてます、と正面から言われても、
そりゃなんとかなるやろ、
と思ってしまいました。
まあ、それはさておいても。
年収にかかわらず、
決まったお金の中でゲーム感覚でお金を管理する、というのは面白いと思いました。
これだけしか使えない、なら何ができるかな、と考えるのはやはり大切なことです
また、せっかく使えるお金は、自分が本当に必要なもの、自分を豊かにしてもらえるものに使いたい、
と思う気持ちを大切にしないとな、と改めて気づかされました。 -
ここまでの節約話を聞いているとさもしさを感じてしまった。働けば良いのに‥
とにかく節約に命をかけている様が伝わってくる。
自炊をする人には節約の参考になる料理本としてお勧めできるが私の好みの本ではなかった。
料理を通して人間関係を深めているところは素晴らしいと思った。