- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163807508
感想・レビュー・書評
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48u3
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■へー、勝谷さんてこんなシリアスな小説も書いてたんだ。って驚いた。
■東日本大震災での福島の原発事故を予言していたかのようなストーリーがちょっと鳥肌モノだった。時間の経過と共に認識が薄くなってしまっていることにもちょっと焦った。 -
もし日本全土が放射能で汚染され、国家が国民に国外退去を命じたとしたら、私は素直に国外に逃げるだろうか。それとも日本に留まるだろうか。
2001年にこの小説を著した著者はすごい。だって、それはもう遠い現実ではなくなってしまったのだから…
http://bit.ly/s7B8eb -
んー。教養不足なんだろうか、物語に入れない。テレビをつけたら映画をやっててとりあえず最後まで観てしまった感じ。小説でないといけなかったんだろうか。発行当時に読んでいれば違ったのだろうか。
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あの勝谷さんがどんな小説を書くのだろうと思っていましたが,
引き締まった印象の文章,どこかニヒリズム感の漂うストーリー展開は
らしいといえばらしいですが,
他方でロマンチストな一面を感じました。
「事故」のために,国土全体が廃墟と化した日本。
3.11後,決して絵空事とは言えない戦慄を覚えました。
そのような決してあってほしくはない世界が描かれた小説ですが,
決して絶望的ではありません。
表題の「ディアスポラ」のラストは,たとえようもなく美しいと感じました。 -
元週刊誌記者でコラムニストの勝谷誠彦氏の小説集。およそ10年前に月刊誌に掲載されたものだが、震災があり、原発事故があった現在の日本の状況をあるいはそれらを経験した後の日本の未来を描いているかのようであり、勝谷氏の「想像力」におどかされる。
勝谷氏の小気味良い文体が好きで、以前からエッセイなどは読んでいたが、小説ははじめて読んだ。
エッセイ同様、テンポ良く進む文体が、非常に読みやすかった。 -
sep 29,11 at maruz
borrowed on oct 1, 11 yayo
no emotion