- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163810102
作品紹介・あらすじ
豪商の蔵には数えきれぬほどのお宝が…ゆずと真之介が目利きしまっせ!幕末の風雲京都。道具屋若夫婦の波乱に富んだ世渡り。
感想・レビュー・書評
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真之介が、ゆずを奪った負い目から卒業し、のびのびと成長し始めたように思う。
よい道具や、人とのご縁が重なり、道具屋としての飛躍が感じられる。
手代たちもふくめ、みんなが頑張る姿は、応援したくなる。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-cfa3.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若夫婦のゆずと真之介が営む、京都の道具屋「とびきり屋」。時代は幕末ですが、それとはあまり関係なく、目先の欲ではないことを考えて行動できる真之介が気持ち良い。そしてゆずたんがかわいらしいのに一番かしこいところがまた。おすすめです。道具に対する姿勢が、わたしたちの本に対する姿勢と似ている気がしました。
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シリーズ3作目も面白い!夫婦の絆が深まってきて、ほんわかする。とびきり屋の2人が好きだから、新選組の人たちとは関わらないで欲しいなぁ。
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「とびきり屋見立て帖」シリーズ第3弾
幕末の京都を舞台なので、新撰組や桂小五郎などを絡めたくなるのだろうが、無理や彼らを登場させないでもいいように思えて仕方がない。
真之介とゆずが様々な問題にあいながらも、乗り越えていくだけで十分な気がしてならないのだが… -
3作目で前半はとても面白いが、後半は幕末の暗さが出過ぎて重たい。
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主人公の二人が、爽やかで清々しくて、キリッと機転が効いていてとっても魅力的。坂本龍馬や近藤勇らが登場するのは意外だったが、イメージの違いもなくて(特にセリフ)、スパイスのように面白さが割り増しされててよかった。
小道具屋の生業、茶道の所作など、細部も破綻なく書き込まれていて、小気味良いストーリーにしっかりした背景を与えていて、安心して楽しめた。 -
道具屋さんのお話。
お茶のことはよくわからないけれど、道具を眺めるのも良いな、と思う。
しかし、芹沢鴨がいけすかん。 -
2016.5.3読破
笑う髑髏のところ面白かった。
それにしても芹沢さん悪者すぎる。
次巻も読むぞ〜! -
とびきり屋見立て帖 3作目
豪商の蔵の見立てをすることに
今回は茶道具がいろいろ出て
真之介やゆずがお茶席を設けたりするのがおもしろかったです