コンカツ?

著者 :
  • 文藝春秋
3.22
  • (23)
  • (110)
  • (194)
  • (52)
  • (9)
本棚登録 : 881
感想 : 165
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163812809

作品紹介・あらすじ

結婚相手の条件は容姿?経済力?それともセックス!?アラサー4人組が理想の男探しにのりだす。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ⚫︎ただ恋愛の勝者になるよりももっと大切なことがある。それはたぶん自分らしくあり続けることなのだろう。そのうえできちんと恋をしたいから、これまでずっと悩んできたのだ。⚫︎

    主人公と同じ29歳という年齢なので気持ちが痛いほどわかりました!

    でも自分らしさを貫きとおす主人公とシェアハウス仲間に元気をもらえます。
    やっぱり同性の友情って最高です。

    アラサー女子に読んでもらいたい!

  • 石田衣良はなぜこんなに女性目線で小説が書けるのだろう。
    智香達が恋愛についていくつか悟ったようなセリフを言うんだけど、それが男性も思うことなのか、作者が女性になり切って言わせたセリフなのか分からないほど共感できてしまう。

    私にも分からないファッション用語や、東京のオシャレな街やお店がいくつも出てきて、さすがスタイリッシュ小説家(私調べ)だなと。

    読んでいる間何回もお腹が空いたしシャンパンが飲みたくなった。食べ物の書き方が上手だと、それだけで読んでいて楽しい。

    合コンやお見合いパーティー、真面目な出会い系では結婚どころか恋愛もできないと断言した智香。かと言って自然に出会うこともない、、こともないって感じなのだろうか。もっと急展開と言うか、都合のいい結末になるのかと思っていたけれど、ささやかな前進で終わってそれはそれで良かった。ルームシェアメンバーが一気に片付きすぎだとは思ったけど(笑)

    これだけ女性側の気持ちが分かるなら、作者の女性に対する接し方を見てみたいなと思った。

    20171028

  • 現在の未婚率の高さの理由が分かる一冊。

    メモ
    お見合いパーティーとは誘えない男と待っているだけの女で繁盛している。

  • とても軽く、あっという間に読める本だった。
    共感するところもなく、いい意味でもわるい意味でもひっかかるところもなく。
    嫌いな小説ではないけれど、きっと私は数ヵ月後には内容を忘れてしまうだろうと思った。

  • CREAに連載されてたらしい。

    だから、そうっぽい。
    CREAを読む(見る?)人がどんぴしゃな世代を主人公にしてるのだろう。

    30になろうとしている独身のキャリアウーマンが主人公。

    かるーく、あっという間に読める話。
    重くない。そう、考えさせられる話でもない。

    ☆5評価なんだけど、こちらって「.5」がないから、☆3にしたけど、ホントは☆2.5。

  • 最初の雰囲気からして、たとえば昔のトレンディドラマみたいなふわふわチャラチャラ(笑)した話なのかなぁと思って読み始めたけど、なかなか読み応えがあった。

    理想と現実は違う。追い求めるものと自分に合うものは、違う。ハッピーエンドでよかった。

  • なんとも内容が薄過ぎて、がっかりでした(^^;;
    内容(「BOOK」データベースより)
    結婚相手の条件は容姿?経済力?それともセックス!?アラサー4人組が理想の男探しにのりだす。

  • なんだか…うすっぺらなお話でしたね。
    読んでも読まなくても…ね。という感じ。

  • なんだか読んでいてバブルやトレンディドラマというキーワードが思い浮かぶ内容。
    不景気とか社会背景に触れつつも、主人公たちのメンタリティはバブル時代のまま。
    非正規雇用の友人のエピソードはどこにも着地せず一体なんだったのか。
    内容も予定調和的でああやっぱりねとしか思わない。

    そんなくだらない内容ながら、まあまあ面白く読めてしまうのは作家としての力量なのかな。
    さっと読めてそれなりに楽しめて、あとに残らない。ジャンクフードみたいな小説。

  • 石田さんもネタ切れで面白くなくなったなぁ、初期は小説家らしくない文章ながら粗くても雰囲気が好きだった。赤毛のアンの学生時代を思い出させるハウスシェア4人生活もだらだらした内容で女性達の個性は出ず、主人公の生活感もなし。男性観、結婚観、人生観、どれも気取っているだけで現実味なし。まぁ、軽いのはいいけど・・時代に合わせたセンスを描こうとしてスベッテる感じ。

全165件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石田衣良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×