マリファナも銃もバカもOKの国 言霊USA2015

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 175
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163902531

作品紹介・あらすじ

スラングから紐解く爆笑アメリカ裏事情!辛口批評と痛快ギャグで日本人の知らない最新アメリカ事情をメッタ斬り。週刊文春の人気連載が一冊に。これであなたも米国通!?

感想・レビュー・書評

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  • 週刊文春に連載している「言霊USA」の2014年5月~2015年5月分をまとめたもの。

    1年~2年前の情報になってしまっていたが、それでもアメリカ在住の町山さんが現地の時事問題について書かれた文章はとても面白いし勉強になった。映画を絡めてくれるところも嬉しい。

    マリファナが合法化して驚いたが、マフィアに資金が流れるよりよっぽどいいのかもしれない。

    文春の連載をタイムリーに読むのは中々難しいので、続編を楽しみに待ちたいと思います。

  • 著者の左翼的思想には賛同しかねるし、正直辟易しているが、彼の描くアメリカントピックは興味をそそるし、この本も実際に面白い。ただ短編集なのでやや薄いか。その分読みやすいのだけど。

  • 作品だけを何度繰り返し観たところでわからないことが、ストンと腑に落ちる。思いもよらない角度からの解説をしてくれるので勉強になりました。でも町山氏個人の政治思想まで知りたくなかったな、不快だった。

  • 2014-2015のアメリカでの流行や話題を綴ったエッセイ
    映画のセリフ、歌の歌詞やスラングなどが取り上げられ、
    また歴史背景などにも触れられアメリカの文化がよくわかる

  • 時事ネタなので、その当時に読みたかった。
    でも、振り返ってもなるほどね~と思うことがあり、当時の新聞なんかと突き合わせて読むと楽しそう。

  • アメリカでその時流行っているスラングを元に何故流行っているのかの解説を文化とかを絡めて解説してくれているもの。
    映画関係から紐解いているのが多いとは思うけれどもわかりやすい。
    なんだそれ?って思うのもあるんだけれど、それも含めてのアメリカなんだなって感じがする。

  • アメリカ在住映画評論家による週刊文春連載のコラムをまとめたもの。アメリカの日常から文化、歴史、芸能までタイムリーな言葉を取り上げ、アメリカという国の今を教えてくれる。読みやすく面白い。

  • 302.5

  • よくぞまあ連載誌おひざ元の週刊文春を。叩いたほうもたたくほうだがそれをすんなり載せたほうも偉いじゃないか。もっとも載せなかった際の報復方法はいくらでも持っていそうだし、喜んで糾弾しそうだし。

  • 町山さんの知識の量はすごいね。
    特に、アメリカン・ジョークの背景にある政治や宗教や人種の問題についての解説がすごいよ。

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著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(文藝春秋)、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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