パリに住むこと、生きること

著者 :
  • 文藝春秋
2.68
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本棚登録 : 54
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163905655

作品紹介・あらすじ

パリ暮らし16年で迎えた転機2014年に結婚を解消してから、TBS「NEWS23」のキャスターを引き受けるまで。“家には物語がある” 雨宮塔子の住まいと人生を巡るエッセイ。第一章 「パリ暮らし十六年で五軒目の家 離婚して子供たちと新居に暮らす」第二章 「思春期を迎える子供たちと部屋のこと。インテリアのこと」第三章 「六回の引っ越しからまとめる、パリの家選びの条件」エピローグ 「ママだけじゃない人生」振り返ってみると、我ながら移動の激しい生活を送っている。離婚を決意してから数年間は、一カ所に一年も定住できずに転々としてきたのだから。(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • パリでの生活がとても詳しく書かれている。
    子供との向き合い方、人間関係、
    快適さを極める住居への取り組み、
    とても魅力的な文章で表現出来る雨宮塔子さん。
    出版している本、全部読んでみたくなった。

  • パリの住宅事情について詳しくなれる、雨宮さんのエッセイ。

    パリのオシャレ生活についての軽めのエッセイかと思いきや、がっつりとパリの住居及びアパルトマン探しについて詳しくわかる。
    そういう意味では、これからパリに行きたい人にはとても有益なエッセイだと思う。

  • 大好きな雨宮塔子のエッセイ。
    今回は家具とか部屋とか、住むことに特化してるエッセイ。
    1つ1つ何事にも丁寧な彼女の生き方がとても好きだ。

    でもこのエッセイの最大の読みどころは、エピローグ。
    どんな思いをしてフランスから離れて
    日本でニュース23のキャスターをしているか。
    この覚悟に泣けます。

  • 914.6

  • 「チューボーですよ」での笑顔、その後の「世界的パティシェ」との結婚、そして、パリでの生活、と、そのくらいのイメージしかないままに読みました。

    住むこと、それもパリに日本人として家族と一緒に住むこと、そしてそこに別れからつぎの人生への出発が重なったら・・・。
    正直なところそんな状況は想像できません。

    そんな中年男性がたまたま本書を読むと、よくある「丁寧に生きる」ライフスタイル本と比べ、丁寧さの気合というかスピードが違うことを感じます。

    そして、そのうち、どうしても、そんなこと、どっちだっていいんじゃないか?と感じはじめ、、、

    文字も多く、読みやすいのですが、後半は読むのに苦労しました。
    最後は新たなパートナーが登場し、「つぎの人生」への転換を示唆してくれます。

    世界基準の日本人女性。
    そんなことばが頭をよぎります。

    ファンの方なら、これをよんで元気がでるのでしょうか。

  • 仕事を辞めてパリで暮らし西洋美術を学ぶ。。。私の夢を実現しているんだよね~。羨ましい。
    しかし、エッセイはおままごとだわね。タイトルと中味が不一致。話が飛んだり前後したりするので、いつのことを言っているのか分からない時がある。
    なーんか思い詰めたようなかちこちの文章で、肩をつかんで揺さぶりたくなるわー。もっと楽しもうよ!!て、ね。

  • 【離婚後の転機を描いたエッセイ】思春期を控える二人の子供部屋から、パリ独特の建築の話まで。離婚後のあわただしい数年、雨宮さんはどんな気持ちで暮らしてきたか。

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著者プロフィール

1970年東京都生まれ。フリーキャスター、エッセイスト。成城大学卒業後、TBSに入社。99年退社後、単身パリに遊学。フランス語、西洋美術史を学ぶ。2002年に結婚、現在一男一女の母。著書に『金曜日のパリ』『それからのパリ』『小さなパリジェンヌ』『雨上がりのパリ』『パリごはん』『パリ アート散歩』『パリのmatureな女たち』などがある。

「2014年 『パリ、この愛しい人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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