- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163910062
作品紹介・あらすじ
江戸が東京になって、日露戦争、関東大震災、東京大空襲、そして平成の終わりまで、たったひとりで生き抜いた男がいた。男は1861年3月13日、横浜で生まれた。とても成長の遅い子どもで、3歳になるまでまともに歩けず、ゆっくりと時間をかけて成長してからは、人並みに結婚もした。何度も死に損なったけれど、それなりに人生を楽しんで、あらゆるものを見てきた。五千円札の女と懇意になったり、朝鮮人狩りから少女を救ったり、ヤミ市の少年たちに自活の道を施したり、不死化細胞の研究に協力させられたり、数奇な運命とともに生きた。この男、159年にも及ぶ人生最後の望みとは?30歳の女性看護師に何を託すのか。さあ、夢見るようなタイムスリップが始まる!文壇の鬼才が世に問う、圧倒的なイマジネーションと構築力による衝撃の書。
感想・レビュー・書評
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まさにタイムトラベラー。大人の少年ドラマシリーズです。こういうの大好きです。自分も長生きしたいので、なんとか肖れないものでしょうか。時代を冷静に分析、評価しているところも流石です。
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江戸からの東京に変わり、日露戦争、関東大震災、東京大空襲、そして平成の終わりまで、たったひとりで生きてきた男がいた。
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島田雅彦「人類最年長」https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163910062 読んだ。あーあ島田雅彦でさえもハルキムラカミ並みに落ちてしまったか。なんだろな時事を自分視点で解説したり昔語りしたりというのは老化上避けられないのかな、嫌だなあ。本の内容は何もない。ただの政経の教科書と同じで超他人事で浅く薄い(おわり
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映画化希望!和製フォレストガンプ。
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【Entertainment】 人類最年長 / 島田雅彦 / 202200504 /21/940/<285/166551>
◆きっかけ
アマゾンで発見
◆感想
・明治維新前後から現代に至るまででの歴史が庶民目線で描かれてて面白い。
・「肉体は老いなくても精神は老いる」、「人生とは記憶の蓄積のことにほかならない。記憶が失われてゆけば、人生も儚く消える」など、人生100年時代と言われる今、私たちが持っておくべき。
・特に前半の「肉体は老いなくても精神は老いる」は、肉体の老いは気づくだろうが、精神の老いってなかなか気づかないものなのではとも思う。いずれにせよ、今ある状態がこのままずっと続くなんていうのはただの希望でしかない、ということは頭の片隅に置いておきたい。 -
随所に日本社会への風刺が利いてて面白かった。
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R3/1/4
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戦前、戦中、戦後と一人の目を通して見るってことは、こういうことなんだ。やっぱり語り継ぐ、言葉に残すって、大切ですね。
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ある程度の長生きを超えると、しかも不死となると呪いなのかぁ。