- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163910154
作品紹介・あらすじ
日本が世界に誇る健康食、お寿司。そのお寿司がもっと美味しく、もっと楽しくなるコラムが108本も詰まった本書は、150冊に及ぶ参考文献を読み込み、全国津々浦々を飛び回って職人に話を聞きまくった著者の「お寿司研究」の集大成です。「昭和天皇はコハダがお好み?」「江戸無血開城、勝海舟と西郷隆盛をお寿司を食べていた」「寿司屋の湯呑みが大きいのは職人が手抜きするため?」「ワサビを醤油に溶かすのは、ほんとうにマナー違反?」「寿司屋の修行に10年は本当に必要なのか?」「変わり種寿司だって面白い。うなぎバターやキャビア軍艦?」「江戸時代、マグロは人気がない『下魚』だった」「関東大震災で起きた物資不足が寿司ネタの幅を広げた」「江戸末期のグルメブームが握り寿司誕生の背景にあった」「江戸時代の握り寿司は、おにぎり並みの大きさだった?」などなど、歴史、作り方、流儀、高級店から回転寿司まで厳選トリビア、よいネタ揃ってます!
感想・レビュー・書評
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私のように寿司は好きだけど、全くうんちくは知らなくて、もう少し食べる楽しみを深める人には、読みやすくて楽しいコラムである。もう知っていることも多々あったが、メタらしい話題も多くあり、読み応えあった。「次郎は鮨の夢を見る」というドキュメント映画、見たいなと感じた。
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現在で数多くの寿司にまつわる本が出版
されていますが、これは総集編的な存在
です。
つまりこれ一冊で、寿司の全てがわかる
と言っていいでしょう。
いわゆるカウンターの寿司屋に行きたく
なる一冊です。
寿司ではなぜコハダなのか。成長すると
コノシロと言ってこれが寿司ネタになっ
てもいいですがあまりないです。
なぜならコノシロは「この城」につなが
り、これを食べるのを武士が嫌がったの
でコハダが人気になったそうです。
などのちょっと誰かに話したいウンチクが
満載です。 -
好き。
寿司が好きだから。
誰かと寿司を食す時にここで得た蘊蓄をさり気なく披露。 -
おいしいお寿司が食べたいです
-
あまりにも回転寿司が身近になりすぎて
カウンターのお寿司屋さんがますます
遠い存在になる昨今
いまさら行きたくても 敷居が高いし面倒だし
と尻込みしてしまいますが
著者は そんな高級店でも
臆することなく楽しんで欲しいという意図で
書かれていると思います -
お世話になった方が書いた一冊。
寿司に対する見方が変わり、単なる食べ物ではなく、
歴史を感じさせるモノだと痛感。
食べ物に対する歴史についてより考えるようになった。
読み終わって、寿司が食べたくなったので、すぐに食べに行った。