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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784163911144
感想・レビュー・書評
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老舗出版社「千石社」の営業部から突然スポーツ誌『Gold』編集部へ異動になった目黒明日香。
さまざまなスポーツの取材を短編集のように描きながら、明日香が少しずつ成長していく姿が好印象。
選手だけでなく、その道を諦めながらもトレーナーやコーチとしてスポーツと関わって生きる人なども良い。
本当は、それぞれの章をもっと掘り下げたその後を知りたかったりするのですが、これはこれで良い具合に爽やかにまとまって楽しめました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル通りの一冊です。
スポーツを通して、スポーツにかける情熱、人生、そして周りで支える人たち。
主人公の明日香はスポーツに興味がないのに、スポーツ紙に配属されます、そこで数々の現場でいろんな選手に出会い、気づきを得て成長していく様が書かれています。
大崎さんらしく、幼い頃仲良しだったけど、疎遠になってしまった幼なじみ達との関係も爽やかに描かれています。
ほんの少し、謎解きチックな章もあり、全体通して、爽やか!につきます。
スポーツ、オリンピックにもほとんど興味のない私が読んでも胸が熱くなるような良い作品でした。 -
千石社のシリーズものらしいが、この本だけで楽しめます。
東京オリンピックの開催前のスポーツ雑誌の編集は、この本のような雰囲気なのかなと想像しながら読みました。
読むなら今が一番の旬だと思います。
私もスポーツは主人公の明日香以下のレベルですが、登場人物であるスポーツ選手たちの熱い想いが伝わってきます。寒い冬にピッタリ。
明日香さんの成長も応援できます。
読後は活力が湧いてくる感じで、力をもらえるお勧めの一冊です。 -
新米女性記者がスポーツの世界で悪戦苦闘しながら成長する話ですね。
意外性はないけどオーソドックスで面白いと思いました。
もっと読みたいですね。 -
馴染みのないことに関わるって腰が引けるわな。
でも、新しいことを知るチャンスと思いたい。
結局は、全然関わりがないことでもないってことになるのだけれど。あれもこれも突き詰めればどこかでつながっているのかもね。 -
スポーツに興味の薄かった女性がスポーツ誌に異動となり
新米記者として悪戦苦闘するお仕事小説。
自分も今月異動し、慣れない職場と仕事に苦戦している真っ只中なので親近感(苦笑)。
さまざまなスポーツを描くか、幼なじみとの再会を描くか、どちらかに重点を置いた方がより面白くなったのでは。
本来なら今頃はオリンピック目前でこの本のように盛り上がっていたのだろうけど
今となってはほんの数週間まで「やる」「やれる」と言い張ってたのが信じられない。
そのせいでコロナ対策に大きく遅れを取ったのは否めないので、五輪そのものにマイナスイメージがついてしまったのが残念。
早くコロナ禍が終息して、日常に戻れることを、そしてまたスポーツや五輪を楽しめる日が来ることを祈りたい。
[図書館·初読·4月18日読了] -
最近流行りのお仕事小説。そしてお仕事系の第代表格とも言える大崎梢さんなので期待大でした。
今年はオリンピックイヤーの上に東京開催なので、小説界隈もスポーツ物に注目が集まるのではないかと予想されます。
本作品はスポーツ記者に配属された女性が主人公で、類型的なお仕事小説の楽しみ方で読むことが出来るでしょう。
僕は大崎梢さんの本好きなので、この本の内容の薄さがとても気に掛かります。取材という仕事の困難さも、アスリートの心情もすべてが薄い。小説が全て痛みを表現する必要はないと思っているのですが、書割のような主人公と顔の見えない登場人物に心は動きませんでした。読み終わった後すぐに読んだことを忘れてしまう本でありました。
こんなに辛口の事書きたくはありませんでした。初見の作家さんの本であれば次は読まないという形でスルーすることも可能でありました。
読み味の軽やかな本を得意とする人ではありますが、登場人物に魅力があったし、痛みや悲しみもしっかり感じられる本を書いていらっしゃいました。読み味の軽さと味の無さは違うと思っています。これは味がしないガムのような本に感じました。
元々「クローバーレイン」をマイベストに上げるくらい好きな作家さんなので、これはどうしても苦言を言わずにはいられないという気持ちであります。
次回作期待しています。 -
良かった。
続くといいなぁ。 -
大崎梢さん、大好きだー。
こういう物語、夢中にさせてくれる。
スポーツが得意ではないのにスポーツ雑誌に配属された明日香。
彼女がひたむきに仕事に、スポーツに向き合うのがいい。
特に好きなのは、スクープ、密告の一件。
あの章の最後、胸が熱くなった。
明日香と2人の幼馴染み。
好きでも1番になれるとは限らない。
努力が必ずも結果に結びつかない厳しい世界。
それでも、一歩前に、一歩前にと進もうとする姿は美しい。
千石社の先輩、上司も個性的で楽しい。
明日香がもっと成長するのをニコニコ応援していきたい。 -
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どんなことにも取り組む、前向き女子な主人公がかわいい。
まっすぐな気持ちが貫かれているお仕事小説は気持ちよく読み終われる。 -
Nunberがモデルであろうスポーツ雑誌に配属された女子新米記者の奮闘記。出版社を希望する人ほとんどが文系、そりゃそうだ。でもスポーツの素晴らしさはその更に先にあることが伝わって来た。
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老舗出版社からスポーツ紙の編集部に異動になった主人公の明日香が新米ながら奮闘するお仕事小説。小学生時代の水泳エピソードがラストで取材に大きく絡む。日々の努力も過去の経験もすべて必要なことでした。
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大崎梢の「千石社」シリーズの4作目
「プリティが多すぎる」「クローバー・レイン」「スクープのたまご」に続き、今回はスポーツ雑誌「ゴールド」、おそらく「Number」だと思う
主人公の目黒明日香の幼少時代のスイミングスクールの出来事が作品全体を貫く通奏低音となっている
タイトルの「彼方のゴールド」の「ゴールド」は雑誌名であると同時に、アスリート達が目指す高み金メダル、そしてこの作品の背景となっている東京オリンピックも指しているのだろう
雑誌連載が2017年から2019年ということで、まさか東京オリンピックがこのような開催形態になるとはもちろん予想できなかったことから「IF」の東京オリンピックとしても興味深かった。 -
千石社シリーズ。今度の舞台はスポーツ誌。発行元のこともあり、完全にイメージはNumber。
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この人の本は、だいじなところの錆をきちんと落としてくれる
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スポーツに全てをかける選手とその周りの人々、そしてそれを取り上げるスポーツ誌の編集者たち。お仕事小説でありスポーツ小説(?)であり。真っ直ぐ頑張っている人たちのお話なので、気持ちよく読める。
コロナがなければこんな風に盛り上がっていたはずなのになぁと、改めて残念な気持ちにもなってしまいました。 -
新しい部署に配属された編集者の奮闘記。
そこに、自分の幼少の思い出も絡んでいて、
最後はグッときた。
スポーツの意義、魅力。
スポーツを知らずに編集者になった彼女の目を通して、私たちに語られる。
そうか、だから、スポーツは人を惹きつけるのか。 -
千石社シリーズ第四弾 主人公は目黒明日香 登場人物には同期の信田日向子と桑原雅紀 主人公の一生懸命さや仕事に対する前向きな姿勢が可愛らしく眩しく羨ましくほっこりします
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