東京オリンピックの幻想 (十津川警部シリーズ)

著者 :
  • 文藝春秋
2.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 15
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163911908

作品紹介・あらすじ

「東京五輪はなぜ、幻となったのか」東京オリンピックを控え、警視庁の十津川警部は、警備計画や、観客の輸送計画連日、討議を重ねていた。そのなかで、十津川は、昭和十五年に東京で開催が予定されていた、アジアで初のオリンピックについての調査を命じられる。この大会は、日中戦争の悪化で、開催直前に「返上」となる。招致成功から返上までの「失敗の研究」で見えてきたものとは?東京五輪を控え、日中戦争の拡大に悩む五輪宣伝担当の古賀は、叔父の友人でソ連の軍備増強を憂う石原莞爾と停戦を画策。古賀はアメリカ大統領から、天皇宛の親書を入手する。石原莞爾、昭和天皇、アメリカ大統領の戦時下の思惑とは――。十津川警部がその謎に迫る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【「幻の東京五輪」に潜む謎に、十津川が迫る!】東京五輪の警備調査などを担当する十津川は、昭和十五年の「幻の東京五輪」を調べることに。失敗の研究を通じて見えてきたものとは。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村京太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×