- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166601318
感想・レビュー・書評
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リサイクルがそのまま環境にとってプラスであるという考え方は間違っていると断罪する。リサイクルに環境コストがどの程度かかるのか、それを考えると今のリサイクル志向の社会は環境負荷が高いと全編に綿って述べられている。
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資源不足が謳われるようになってから兎角リサイクル活動が活発になってきているが、本書では現状のリサイクルの仕組みや材料の観点から、今の循環型社会ではむしろ資源を無駄にしていると一石を投じている。
「リサイクルは善だ」という単純な思い込みが如何に間違っているかを思い知らされる本である。
本書では理想的な将来の循環社会として4つの解答を挙げている。
? 人工鉱山 → ごみを焼却して鉱山に埋め200年後に資源として取り出す。
?長寿部材を使って長寿設計をする
これら2点については実際には何らかの副次的影響は出るであろうがなるほどと思える方策である。
しかし、残りの2つはいまいちよく分からなかった。 -
再認識
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考え方という面で大きく影響受けました。
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化石燃料の殆ど採れない日本で、エネルギーを如何に確保するか。
集めたゴミ(プラスチックなどの石油製品)を貯蔵しておいて、
石油資源枯渇となった時にはそれを燃料としてしまおう、と。
アイディアも、現状説明もわかりやすくて入門書に良さそうです。 -
石油製品はぜんぶ燃やしてしまえ!
そしてエネルギーにしてしまえ!!