通訳の英語日本語 (文春新書 317)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166603176

作品紹介・あらすじ

同時通訳のエキスパートが、通訳という仕事の面白さ、難しさをあますところなく披露。国際政治をはじめ企業やマスコミ、地域社会まで、現代生活に通訳は必須である。その通訳の歴史、勉強方法、報酬などの具体的な解説に加え、日本語と英語の構造の違いを解決するコツ、通訳の失敗談、初心者にも応用できる英語上達の秘訣などをエッセイ風に綴る。英語に訳すことで、日本語も見えてくる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 日本における通訳の歴史がわかる。
    著者は日本の通訳の先駆けで、歴代首相が参加したサミットなどにも通訳として従事している。その経験談はおもしろかった。

  • 通訳の歴史、面白さ、難しさ、裏話、英文法と日文法の違いなどを、短い時間で俯瞰できる気がします。SOV SVO 左方分枝 右方分枝など。

  • 英語の解説も通訳の視点から。なるほどと唸りそうになった。ただの英語解説本なら興味持たなかったと思う。

  • 通訳者として長いキャリアを積んできた、小松氏の著作。長いキャリアをもとにしているだけに、とても内容が充実していて、どんどん読み進んでいけます。

    特に、語学の学び方はとても参考になりました。早速自ら実践してみると、これがなかなか面白かったりして、参考書でもあり、本格的な実用書であると思います。

    英語‐日本語の通訳も、translateではなく、interpretなんだと、この本を読んで初めて気づきました。手話通訳が(基本的には)意味を通訳するのに比べ、外国語の通訳はただ単に言葉を変換するだけかと思っていた自分が恥ずかしくなりました。

    通訳の歴史の箇所は話が小難しいけれども、「へ〜」という新発見や驚きが沢山詰まっています。

    英語上達には、まず「読む」こと。この大切さを実感させてくれる1冊です。

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