人ったらし (文春新書 597)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166605972

作品紹介・あらすじ

会った途端に魅了されてしまう、日常にスリルとサスペンスを与えてくれる-吉行淳之介からアントニオ猪木まで、「人ったらし」の魅力に迫り、加えて「人ったらし」になるコツを伝授。珠玉のストリート人間学。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    会った途端に魅了されてしまう、日常にスリルとサスペンスを与えてくれる―吉行淳之介からアントニオ猪木まで、「人ったらし」の魅力に迫り、加えて「人ったらし」になるコツを伝授。
    珠玉のストリート人間学。

    [ 目次 ]
    第1章 「オネーさん、お水ね」といえる人
    第2章 「それ、知りません」といえる人
    第3章 「やっと会えたね」といえる人
    第4章 「女房には負けますよ、エッヘヘヘ」といえる人
    第5章 「オレ、死んじゃうよ」といえる人
    第6章 「なあんか、やばいらしいよ」といえる人

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 気のいいあんちゃんと一杯飲みに行って、惚れ込んだ人間についてあんちゃんが熱弁ふるっているのを聞いているような、どうということはないのだが居心地の悪くない本。
    色川武大の言葉は、調子づいている自分への戒めとしたい。

    <blockquote>P138 ピークからすぐにスランプに移行する訳じゃないんだ。スランプは、ピークのときに勢い余ってフォームを崩すことから次第にやってくるんだ。どのみちでもそうだけれども、プロはフォームが最重要なんだ。</blockquote>

  • 図書館の開架から。亀和田武氏の「人ったらし」、2007.10発行。「人たらし」でなく「人ったらし」。会った途端に相手を魅了し、心をトロトロにしてしまう人のことをいうそうですw。著者は、色川武大、吉行淳之介、川上宗薫諸氏などを「人ったらし」と評しています。そして最高の「人ったらし」はアントニオ猪木だと。わかるような、全然わからないような、そんな内容の本でした(^-^)

  • ブックオフ100円。2016年5月5日読了。
    人たらしじゃなくて人ったらしね、ということが言いたいだけの薄い主張ではあるが阿佐田哲也、吉行淳之介、川上宗薫などの項は面白かった。

  • 最初のヤマグチ君の話は面白かった

  • 面白かった。
    けど後半はなんだかだらだら、て感じだった。

    吉行淳之介の本をちょうど古本で買ったところ。
    この時代の小説にも手を出してみようかしら。


    笑顔一発で許せちゃう人、近くにいるなぁー。

    憎しみを消すとびきりの笑顔・聴き上手は、実践できるようにしたい。

  • 2008年25冊目

  • ◎「dancyu 2008.05月号別冊もてなし」p.154で紹介×5
    1.「人ったらし」(亀和田 武/文春新書)
    2.「『エンタメ』の夜明け」(馬場康夫/講談社)
    3.「接待の一流」(田崎真也/光文社新書)
    4.「知的な距離感」(前田知洋/かんき出版)
    5.「サービスを超える瞬間」(高野 登/かんき出版)
    《内容(「BOOK」データベースより)
    会った途端に魅了されてしまう、日常にスリルとサスペンスを与えてくれる―吉行淳之介からアントニオ猪木まで、「人ったらし」の魅力に迫り、加えて「人ったらし」になるコツを伝授。珠玉のストリート人間学。》

  • 亀和田武って人の本、クセが強い

    良い言葉、面白い話、ためになる発想は書かれているんだけど
    半分以上は理解できない話ばっかり

    世代、年代の違いを感じた
    これを面白かったと評価する人と俺は考え方が合わないような気がする
    共感できない考えを知る意味では読んだのも無駄ではないと思う

    俺が20年後に読んだら、もしかしたら面白いと思えるかもしれない

  • 人間観察の賜物。最近気になっていた人間をうまくネーミングした

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