資産フライト 「増税日本」から脱出する方法 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608300

感想・レビュー・書評

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  • 標題から、「資産フライトの方法論や、いかにして自分の資産を守るか」という内容を期待していたが、本書は、なぜ資産が日本からフライトしていくのかという内容。
    現状、日本に資産を置いておくことがいかに不利か、という点を、歴史的背景、他国との課税方法の違いなどから説明している本。
    中盤からは、「うまく節税対策しないと税金をたくさん取られて損です」「うまく資産フライトした人は、海外で悠々自適に暮らしています」という内容に終止する。
    グローバル化が進む世の中から、日本が取り残されており、今後、ポジティブな将来像は描けないという趣旨のような気がして…
    具体的に、どのように資産を守るのかという視点を期待していると、満足いく内容にはなっていないように思える。

  • 立ち読みで読了。
    マレーシア不動産投資に興味がわきました。新たな情報としてはそれくらいですが、おもしろかったです。

  • 中流(の上)階級代表の書いた富裕層リポート( ̄▽ ̄)。憧れの階級になりきれないジレンマと、同族嫌悪剥き出しの感アリ。

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著者プロフィール

1952年、神奈川県横浜市に生まれる。立教大学文学部を卒業後、光文社に入社。「光文社ペーパーバックス」を創刊し、編集長を務めた後、2010年からフリーランスになり、国際政治・経済・ビジネスの分野で取材・執筆活動を展開中。
著書には『出版大崩壊』『資産フライト』(以上、文春新書)、『本当は怖いソーシャルメディア』(小学館新書)、『「中国の夢」は100年たっても実現しない』(PHP研究所)、『円安亡国』(文春新書)、『地方創生の罠』(イースト新書)、『永久属国論』(さくら舎)、翻訳書に『ロシアン・ゴッドファーザー』(リム出版)などがある。

「2018年 『東京「近未来」年表』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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