日本人のここがカッコイイ! (文春新書 1008)

著者 :
  • 文藝春秋
3.06
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本棚登録 : 60
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166610082

作品紹介・あらすじ

やっぱり日本ってヘンな国?ホームレスも荷物を整理、「しょうがない」と「がんばる」が共存、優しさと曖昧さ。31カ国36人の外国人が見た不思議な国・日本。

感想・レビュー・書評

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  • 2017.1.10 ブックいとう購入

  • ●日本人は諸外国の方々と比べて、家族との時間を大事にしないとの意見多数。

    ●教育が国を発展させるためには一番大事だと痛感。明治以来の教育が、今の日本を作っている。

  • いろんな在日外国人などのインタビューをまとめただけのもの、
    著者は何をしたのかわからんが、全体をまとめた意見がなく、何にも面白くはない。
    確かに直接的な意見は聞けるが、これといって、興味をひくことはない。
    一人の意見が少し短いので、ちょっと触りの部分しか触れていないような気がする。
    外国人から見れば、いまいちなところも素敵なところも、

  • 302.1



  • 36名の国籍、性別、年代の違う方々のインタビュー編。

    実に励まされる一冊ではあるが、心の隅に疑問符がわかないでもない。

    島国、儒教、村社会、植民地経験なし、被爆国。日本人の心根や性質を形作る素地は、このようなところだろうか。

    3.11東日本大地震、福島原発が起きた際の、パニックに陥らず、整然と粛々とした様子が世界でも評価をされている。世界の称賛は有難く思うが、どうもその評価が過大というか、いや、喜ばしいんだけども。
    和をもって貴しとなすってのが、根底にあるとも思うのだが、どこか物事に対して、受け入れる寛容さというより、諦めに近い不感症である側面もあるような気がする。

    とは言え、本書で語られるような、日本、日本人が持つ美徳を存分に活かしたいものである。

    中々良い一冊でした。

  • 海外の人が日本の良さを語る内容。
    日本人とのズレを知るにはよい。

  • カソリック教徒が「神のおかげで」というときに使うのと同じように「おかげさまで」が使われている!

  • 誰も掃除していないのに街が綺麗

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著者プロフィール

加藤 恭子 (かとう きょうこ)
1929年、東京に生まれる。
1953年、早稲田大学文学部仏文科卒業と同時に渡米・留学。
1957年、ワシントン大学修士号。フランス留学、再渡米を経て1961年、帰国。1965年、早稲田大学大学院博士課程修了。1965年からマサチューセッツ大学。
1973年から上智大学講師。専門はフランス文学。
現在 (財)地域社会研究所理事、「加藤恭子ノンフィクション・グループ」代表。
第43回日本エッセイスト・クラブ賞、第11回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞、
第65回文藝春秋読者賞受賞。
著書『英語を学ぶなら、こんなふうに』(NHKブックス)
『アーサー王伝説紀行』(中公新書)
『「星の王子さま」をフランス語で読む』(ちくま学芸文庫)
『やさしい英語のリスニング』(ジャパンタイムズ)
『日本を愛した科学者—スタンレー・ベネットの生涯』(ジャパンタイムズ)
『老後を自立して』(NHKブックス)
『田島道治—昭和に「奉公」した生涯』(阪急コミュニケーションズ)
『昭和天皇「謝罪詔勅草稿」の発見』(文藝春秋)
『ニューイングランドの民話』(共著、玉川大学出版部)
『直読英語の技術』(阪急コミュニケーションズ)
『昭和天皇と田島道治と吉田茂—初代宮内庁長官の日記と文書から』(人文書館)など

「2006年 『昭和天皇と田島道治と吉田茂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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