地銀と中小企業の運命 (文春新書 1400)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166614004

感想・レビュー・書評

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  • 金融機関の方は、できることが非常に多いし、スキルも高いということが分かった。ガチャはあるかもしれないが、一つ一つの事例は勉強になった。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/563213

  • 全くの門外漢なので見慣れない用語に苦戦はしたが、それでも面白かった。危機感と目的意識をもって訴えかけてくる文章は胸を打つ。自分事とすること。付加価値を向上させるとは何か。人の時間を大切にすること。熱い思いを持って、数字が読めて、自分事として伴走してくれるバンカーがいたら、本当に心強いことだと思う。

  • 心に残った事柄
    ◆リレーションシップバンクの役目として買い手のニーズを汲み取り、売り手の経営資源でできることはないかを考えマッチングさせることが大切。

  • 自分も保険会社で貸付業務をやっているので、非常に面白く読めた。銀行業というと半沢直樹が1つの時代を表していたが、すでに昔の話。さすがに今はない。本書は現在の貸付業をリアルに描写している。それにしても金余りがここまで銀行業を変えたのかと驚く。欧米の銀行業と比べあまりに異質で低収益。緩和策をやめない限り、銀行業の未来は明るくないということを再認識した。金融を志望する学生には、本当に自分がやりたい業務かどうか、一読の価値あり。

  • 【コロナ後に真の淘汰が起こる!】コロナ支援で延命した金融機関と中小企業ほど、今後倒産の恐れがある。現場に精通する著者が成功例をもとに明確な処方箋を提示する。

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著者プロフィール

はしもと たくのり
共同通信編集委員。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材。『捨てられる銀行』シリーズ(講談社現代新書)は累計30万部を突破。本作はその第4弾となる。


「2020年 『捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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